「keiko」☆☆☆
京都に暮らす23歳のOLケイコ。1年前に家族のもとを離れ自由なひとり暮らしをエンジョイしていた。が、次第に単調で孤独な毎日に焦りを感じるようになる。そんなある日、ハンサムなカメラマン・勝に出会い恋に落ちるのだが……。
1979年の映画なので36年前かぁ。キネ旬で4位くらいに入ってて当時気になってました。半分忘れていましたが、今回は念願の鑑賞と言えなくもないですね。
当時のごく普通の女性の日常を淡々と切り取っているのですが、やはり相当今とは感覚が違うものの、それでも十分に面白い。不倫に同性愛にお見合いにキャリアにと身も心も忙しい日々を送るkeikoさんの姿はとても印象的。本当にごくごく普通的なのに、その普通さが本当には普通ではないのが面白いですね。最後の選択もとても興味深いです。あれがこの時代の女性の一つの生き方だったんでしょうね。
主演の若芝順子さんはこれ以外に出演作はないのかな。たぶん素人新人さんのようですが、好演ですね。
同性愛的友人役のきたむらあきこさん、調べたら「時かけ」の吾郎ちゃんのお母さん!ひえー。
(TV)
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