「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」☆☆☆☆
吉田岬は幼少時に別れた父親との再会を願って故郷である能登へと帰ってばい煎コーヒー店を開くことにする。ひょんなことから隣人の子供達と交流を持つようになるが、彼らのキャバクラ嬢として働く母親の絵里子は快く思っていなかった。
終わってみれば優しい映画でした。
序盤の佐々木希さんの態度は気にいらなさすぎるし、それが後半ガラッと丸くなっちゃうのには違和感もあるね。あの彼女にあの環境で育てられている子供達がまっすぐに育たないのは当然のこと。それを永作さんが大きな愛情に満ちた笑顔で受け止める姿には癒されまくりで、つらい出来事があっても強く明るく生きていくことの大切さも伝わるね。
あのコーヒー屋がそんなに儲かっているのはちょっと不思議。そんなものかね。
(チネチッタ川崎)
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