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2013.12.15

「かぐや姫の物語」☆☆☆

 竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい赤ん坊が現れる。赤ん坊は瞬く間に美しい娘に成長し、翁ら夫婦と共に都に移り住む。娘はかぐや姫と名付けられ、その美しさをうわさで聞き付けた5人の男たちが求婚してくる。

 かぐや姫の物語は文章では絵本レベルでしか読んだことないので、実際にはどこまでの深さを持った物語かは知りません。だからこの映画が新解釈とか言われてもどの部分がオリジナルなのかはいまいち分からないのですが、姫が感情を持って周りの人と接していた部分などはきっとこの映画ならではなのでしょう。それを除けば僕がかぐや姫の話に持っている印象とは大きく異なる部分はなく、そこがちょっと驚きで、話自体には新鮮味はありませんでした。
 美くしく魅力的な姫が心ならずも男たちを翻弄し、それに苦しんでしまうさまは悲劇的だし、運命に逆らえずに月に帰っていくことになる様子も悲しく思います。しかし姫の気持ちを深く考えない翁や婿候補や帝の姿はちょっとイライラもする。姫がグングン成長する必要性も感じないし、姿を見たことがないのにあそこまで愛せる男たちも不思議だしね。面白いもんでもないなあと思います。はるか昔に観た沢口靖子さんの「竹取物語」と似たような印象です。

 しかし圧倒的に魅力的なのはやはり美術面でしょう。筆で描いたようなささっとした図柄はとても素晴らしい、桜の木の下で喜び踊る姫はやっぱり美しい。映像美を堪能するための映画だと思いました。

(シネシティザート)


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