April 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

« October 2012 | Main | December 2012 »

2012.11.27

第37回報知映画賞

 今年も僕が大好きなこのシーズンがきてくれました。主要映画賞レース第一弾、報知映画賞が発表になりましたよん。(笑) それぞれの結果は以下の通りです。(敬称略)

第37回報知映画賞

作品賞   「鍵泥棒のメソッド」
監督賞   吉田大八 「桐島、部活やめるってよ」
主演男優賞 高倉 健 「あなたへ」
主演女優賞 吉永小百合「北のカナリアたち」
助演男優賞 森山未來 「ALWAYS 三丁目の夕日'64」「北のカナリアたち」
助演女優賞 安藤サクラ「愛と誠」「その夜の侍」
新人賞   満島真之介「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」
      能年玲奈 「カラスの親指」

 「鍵泥棒〜」か〜。確かにうまいんだよねえ。完成度高すぎて作品賞にはつまらない気もするけど、評価する人はたくさんいるだろうなあ。監督賞は納得。作品賞もいくつか取るかも。主演のふたりはちょっと不満も。功労賞かよ〜。助演はどっちも好きなので嬉しいけど、ふたりとも主演賞(森山→「苦役列車」安藤→「かぞくのくに」)でもいいじゃん。新人賞はまあまあ満足です。姉弟での新人賞受賞は史上初だって。

 今年も賞レースは楽しめそう。(^^)

2012.11.21

「ツナグ」☆☆☆☆

 工務店を営む畠田靖彦は、土地の権利書のある場所を死んだ母親に聞くために、死んだ人間と再会させる能力を持つ「ツナグ」に会う。約束の場所で会ったツナグと名乗る高校生の歩美を最初はいぶしがるが、彼の導きによって母親と再会する。

 えーっとまず、佐藤隆太くんは興信所に行きなさい。(笑) そんな形で死んでいるかどうかを判断するのは、本当に死んでいたときにショックがでかくないか?

 正直もう少し泣ける話かと思っていました。多少でも泣けるのは最初の親子の話くらいで、あとの二つは知ることの怖さやつらさも含めた衝撃度のある話だったので、泣く暇はあまりありませんでした。個人的には高校生どうしの再会の話が興味深かった。っていうか、橋本愛さんVS大野いとさんという、もしかしたら次世代の宮崎あおいや満島ひかりになるかもしれない逸材どうしのジリジリした演じ合いにしびれちゃっただけかもしれないけどね。

 たとえば「黄泉がえり」のときにも思ったことだけど、この映画を観たらほとんどの人が自分だったら誰に会いたいかを考えると思う。両親も妻子も健在、大切な友を失ったことも無い僕にとってはいまのところ誰も思い当たらない。一生のうちでただ一人と一回だけらしいので、もう少しの間、この権利は残しておこうかな。

(TOHOシネマズ日劇)

「ペンギン夫婦のつくりかた」☆☆☆

 フリーライターの歩美と中国人カメラマンのギョウコウは国際結婚カップル。ギョウコウの失業をきっかけにふたりは石垣島に移住する。島で働き、暮らしを楽しむ二人は、ある目的を持って役所を訪れる。実は二人はある問題を抱えていた。

 序盤は若干ミステリー風。この夫婦がなぜこの建物にやってきていて、捜査官か審査官らしき役人は彼らに何を話させようとしているのか、そこに謎をまぶして描いていきます。旦那のほうが日本人ではなく、奥さんのほうは必要以上にポジティブでアクティブ。何か裏にあっても十分不思議ではないふたりなのに、その謎はあっさり解き放たれてしまいました。それはその謎がこの映画の主題ではないからで、いかに夫婦の絆を築いていくかというお話だからなのでした。だったらあんなふうにミステリめいた演出はどうかとも思うけど。
 なぜタイトルが「ペンギン」か。個人的には全くもって予想外の理由だったのですが、まあこの映画ならこれもアリなのかな。小池栄子さん演じる奥さんの明るい性格はたしかに惚れるね。

(新宿武蔵野館)

「美代子阿佐ヶ谷気分」☆☆

 1970年代初頭。漫画家の安部愼一とその恋人、美代子は、東京・阿佐ヶ谷で同棲生活を送っていた。安部が美代子をモデルとして「月刊漫画ガロ」で発表したのが代表作の「美代子阿佐ヶ谷気分」だった。しかし次第に安部は、物事の境界線を見失っていく。

 数年前に観た傑作「映画監督になる方法」で気にいって以来、なかなか見る機会のなかった町田マリーさん主演でありながら、やっぱりなかなか観る機会がないまま数年過ぎ去っていたこの映画を、ようやくDVDで観ました。ただ町田さんは魅力的でしたが、映画はイマイチでした。
 70年代映画を観るとだいたい共通して思うのが、当時の若人の気持ちがよく分からないということ。これは現代に作られた映画であっても時代が70年代だとその印象はあまり変わりませんね。結局僕は70年代には生きられなかった人なのだ。
 この映画の男側の主人公である漫画家の安部愼一という人を僕は知らなかったのだけど、人間的にも作品的にも一切の興味を持てなかったのは、やっぱり70年代アレルギーによるものなんですかね。

(DVD)

« October 2012 | Main | December 2012 »

広告

  • amazon

ツイッター

  • ツイッター
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • mixi