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2012.02.21

「ロボジー」☆☆☆☆

 家電メーカー木村電器の社員、小林、太田、長井は、社長の命令で二足歩行ロボット開発を命じられるが、3人ともロボット開発は素人同然であった。それでもなんとか制作途中のロボット“ニュー潮風”は歩き出すところまでたどり着いたが、アクシデントからニュー潮風は大破してしまう。3人は発表会限定と言うことで、やむなくロボットのサイズにあった73歳の鈴木に中に入ってもらうこととする。

 とても楽しかった。「ウォーターボーイズ」以降のここ10年くらいの矢口作品は、一風変わった題材の中での群集劇をラストの爽快感を求める形でクライマックスまで突き進むものばかりでしたが、この映画ではストーリー重視の正統派コメディとしてあえてクライマックスらしきクライマックスを用意しない形を取っていて、言うなれば初期の「裸足のピクニック」や「ひみつの花園」のようなシチュエーションとキャラクター、リアクションで楽しませてくれるものになっていました。そして一つ言えることは「裸足」や「ひみつ」の時代からすれば圧倒的に完成度が高いと言うことでしょう。
 どう見てもどう考えてもあの状況で誰もあのロボットの正体になかなかたどり着かないと言うのは絶対におかしいはずなのに、それを無理やりな力技でなくじっくりとした描写で描いてしまうのには恐れ入りました。でもやっぱりアレは人間だよなあ。(笑)

 吉高由里子さんの怪演が圧巻。五十嵐信次郎さんも浜田岳くんもグッド。それにしても吉高さん演じるロボットオタクちゃんはともかく、授業に参加していた一般の学生すみずみまであんなにロボットに対する知識レベルが高いわけは絶対にありません
ね。(^^;) あとロボットコスプレの中に「よつばと」の”ダンボー”がいたのに笑った。

(新静岡シネザート)

「アベックパンチ」☆☆

 ただダラダラとした日々を過ごしていた高校生コンビのイサキとヒラマサがある日出会ったのは、手を繋いだ男女二組がリング上で戦う格闘技“アベック”のチャンピオンペアだった。アベックは二人が手を離した瞬間に負けが決まる。ヒラマサはワケあり外人のコルビーナとペアを組んでアベックに参戦する。そしてイサキはメバルという少女と出会う。

 うーん。題材は面白そうに思ったんだけどなあ。なんかぬるいって言うか、ゆるいって言うか、迫力が無いって言うか、つまんないって言っちゃうか。(^^;)

 新聞に取り上げられ、テレビ放送までされているような人気スポーツの大試合なのにあんな倉庫みたいなショボイ会場なのもガッカリだし、それ以前にその決勝の場に立っている2組が共に、急造で組んで訓練しだしてわずかなペアって言うのはありえないでしょう。マイナースポーツならいいけど、劇中ではメジャースポーツなんでしょ。
 それにペアスポーツならではの戦い方や相方の守り方みたいのが全く考えられていない様子なのがとても残念。例えば相手ペアを同時に内側から外側に強打することで手を離すようにさせるとか、一人がもう一人を投げることでパンチ力を倍増させるとか、ペア片方が完全に気絶するくらいにダメージを受けているのにもう一人がそれをかばいながら戦って相手に勝つとか、使えそうな描写はいろいろあると思うんだけどなあ。せっかく武田梨奈さんのような身体能力の高い女優を使ったりしているのに、全然活かされていない。実際は違うかもしれないけど、あれなら誰がやっても一緒に見えてしまう。せめてもう少しカットや編集でスピード感や迫力を出してほしい。ホントつまんなかった。

(DVD)

「星を追う子ども」☆☆☆☆☆!

 母と2人暮らしのアスナは、ひとりで山に登り聴いた父の形見の鉱石ラジオから流れた曲が忘れられない。ある日彼女は“アガルタ”と呼ばれる世界から来た少年シュンに出会う。2人は心を通わせるが、彼は突然アスナの前から姿を消してしまう。もう一度シュンに会いたいと願うアスナは、アガルタを探す教師モリサキと共にアガルタへの旅に出ることになる。

 メチャクチャ面白かった。久しぶりに心躍るアニメを観ました。どんどん突き進んでいく怒涛の展開がとても面白い。全く先が読めず、どこにたどり着くのか最後までハラハラしどうしでした。素晴らしい。主題歌が僕の好きな熊木杏里さんだったのにも(知らなかったので)感動。

 しかしこれが新海誠だと言うのがさらに驚きです。あの暗くて哲学的なにおいを漂わせた新海誠が、こんなに明快で快活で分かりやすい冒険映画を作るとは思ってもみませんでした。何があったのか。それとも元々こういうのを作りたかったのか。
 それにしてもあきらかに宮崎駿へのオマージュに満ちている。しかも僕が好きなラピュタやナウシカのエッセンスがふんだんに入っているじゃん。もうジブリは新海誠に金を出して次回作を作らせるのがいいんじゃないか。

 ってくらい絶賛。

(DVD)

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