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2011.12.27

「けいおん!」☆☆☆

 卒業を控えた桜が丘高校軽音部の3年生の唯、澪、律、紬の4人は、ロンドンに卒業旅行に行くことにする。後輩の梓も唯たちに誘われ、一緒に旅行に参加することになる。ロンドンに着いた5人は、なぜか他のバンドと間違われ、いきなりレストランで演奏することになってしまう。

 そっち(どっち?)方面の人たちに非常に人気があるというアニメの劇場版。高校生が卒業した話なので、これで完結編なのかな? 相変わらず予備知識無しで映画館に足を運ぶ私。
 たしかに面白いですね。ゆるゆるな登場人物たちがゆるゆるな展開の中でゆるゆるに幸せを運んでくる感じでした。これにはまる人たちの気持ちも、まあ分かります。劇中で演奏される曲もいい感じ。
 ただファンの99%は絶対的に反対するのだろうけど、僕はこれは実写でやってくれたほうが面白そうだと思いました。平面的で萌え萌えしたアニメキャラよりは、血が通った肉体を持った実際の女優が演じてくれたほうが、僕ははまるなと思います。まあ日常的な情景を描くアニメはみんなそう思うんだけどね。誰か勇気を持って実写化してくれないかな。

(MOVIX清水)

「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」☆☆☆☆

 40年後の未来から、仮面ライダーポセイドンがやって来た。ポセイドンはこの時代のライダーであるオーズとバースを倒そうとしていた。ポセイドンはオーズを襲撃するが、かつての戦いで消滅したはずのアンクが出現する。一方、文化祭に沸く天ノ川学園高校では突然、空から可憐な女子高生・美咲撫子が降ってきた。オーズこと如月弦太朗は彼女に一目惚れしてしまう。

 すごく久しぶりに仮面ライダーの映画を観ました。理由は聞かないで下さい。

 久しぶりに観た仮面ライダーはかなり面白かったです。テレビのシリーズはV3のあと全く観ていない(何十年やねん)状態だし映画も久しく(5年以上)観ていなかったので、出てくるいろんな仮面ライダーの設定や誰と誰が同じ番組内のキャラなのかとかも分からないし、テレビのライダーなのか映画オリジナルライダーなのかも知りません。全てはサラの状態で、0からのスタートで観ることができたのですが、それが返って面白さを増したかもしれません。
 今の仮面ライダーはスゲーなと思ったのは、時空を超えて未来から敵がやってきたり、宇宙にまで飛んでいって戦ってしまったりするのね。少なくとも僕が観ていたころは空を飛ぶこともなかった気がするよ。迫力だねえ。
 ギャグっぽいシーンが多いのも今の特徴かね。あと主人公が可愛い恋を体験して成長するとか昔はなかったよね。いろんな面で楽しかったです。時代は変わるなあ。
 あと昭和の仮面ライダーたちが出てきたのも嬉しかった。

(MOVIX清水)

2011.12.26

「ワイルド7」☆☆

 飛葉をはじめとする7人は、法律で裁けない犯罪者を退治する超法規的警察組織“ワイルド7”。実は彼らは元々は犯罪者たちだった。ある日、出動したワイルド7のメンバーたちは事件の犯人を追い詰めるが、謎のスナイパーが現れ、犯人を射殺して逃走する。

 まあ派手は派手だと思う。でも派手なだけでなにひとつ盛り上がりませんでした。正直冷め冷めでした。
 法で裁ききれない悪党を超法的に退治する警察機関なんてものは、やはり原作が描かれていた70年代だから成り立つんじゃないかな。今のこの情報ネットワーク時代に、そんな組織が秘密裏に行動できるわけがないじゃん。あんなに派手にバンバンと破壊しまくって殺しまくって誰もその存在を知らんって、そんなのありえないでしょ。70年代の大らかな時代じゃなきゃ無理なのよ。これは絶対に時代を70年代に設定するべきでしたね。もちろんメインの犯罪そのものが現代でなくてはならないハイテク技術を扱っているから無理だけどね。
 あとアレだけ派手にやっているわりにはクライマックスであまり人が死なないので、カタルシスもないのよね。ラストに持っていくためだろうけど、物足りないって。

 原作漫画は最後のほうだけちょっと読んだことがある程度。望月三起也さんの漫画なら「秘密探偵JA」ってのが好きで、こちらはほぼ全部読んだと思いますが、この漫画はそれほどには馴染んでない状態です。だけど今回この映画を観て、その原作に食指が動くと言うことはないですね。

(MOVIX清水)

2011.12.19

「魔法少女を忘れない」☆☆

 ある日高校生の北岡悠也のもとに”妹”がやってくる。そのみらいという名の妹は元魔法少女で、ひとりで寂しそうなのを見かねた悠也の母親が連れてきたのだ。悠也はみらいとの生活を始め、彼女は悠也の幼なじみの千花や友人の直樹、担任教師の希美などとも馴染んでいく。しかし元魔法使いの少女は、人々の記憶から消え去る運命にあった。

 またも萌え萌え美少女映画です。

 魔法少女ではなく、”元”魔法少女だと言うのが面白い。元なので一切魔法は使わないし、他の少女との違いも全くない。ただいつの日か必ずみんなから忘れられてしまうのだ。
 ってどういうことよ? いなくなって忘れられるのならともかく、そこにいるのに、いきなり忘れられちゃうってどういうこと? しかも魔法少女の頃からの知り合いではなく、魔法少女でなくなってから知り合ったのに、何のきっかけもなく忘れられてしまうなんて。どういう運命なんだろう。
 あとよく分からないのは、みんなが忘れてしまうのに、なんで女の子はみんな魔法少女がいることを知っているのか。あの先生は何でそんなことをスラスラ言えるのか。自分もかつて魔法少女だった。でもそれを克服した。とかでないと、全く説得力がないよね。あの先生が言うとおりにはならないのかと思っていたら、その通りになったので驚きました。あとお母さんは何で彼女が元魔法少女だと分かったのかね。突飛な設定もかまわないけど、突飛にするならするでも説得力は必要ですって。ラストも無理やり感。

(DVD)

「アントキノイノチ」☆☆☆☆

 高校時代に起きたあることが原因で心を閉ざしていた永島杏平は、父の紹介で遺品整理業の会社で働くことになる。先輩社員の佐相や、ゆきらとともにその仕事に打ち込む杏平。ある日、杏平はゆきにも心に深い傷があることを知る。やがて二人は惹かれあうようになるが、ゆきはあるとき姿を消す。

 とてもよかった。つらい過去を抱えて悩みながら生き続けている主人公とヒロインの、その過去が少しずつ明らかになっていくのにつれての感情移入度はハンパないし、遺品処理業業務という馴染みの薄い仕事への興味というか関心というかと言った注目性も感じるし、現在と過去を積み重ねて観客にメッセージを送り続ける展開も正直うまいと思う。いい映画じゃん。
 ただラストは気に入らないなあ。僕がそこまでにこの映画から読み取ったテーマを根底から覆すようなあのラストは好きじゃないです。まあラストだけで、それ以外は感動し、その気に入らないラストであっても、観ているときには泣いちゃったんだけどね。

 しかし遺品整理は家族よりも他人にやってもらうほうがいいかもねと、ちょっと思ったりもした。たぶん恥ずかしいもの処分してから死ねないもんね。(^^;)

(新静岡シネザート)

「夕闇ダリア」☆☆☆

 花屋を営むかなえは店員の大谷と関係を持っていたが、大谷には由起子という彼女がいた。ある日、かなえのもとに由起子が訪ねてくる。しかしそれは実際の由起子ではなく、彼女の幻影であった。その幻影はかなえが1人でいるときでも大谷といるときも、かなえの部屋に現れるようになる。

 着想は面白いよね。好きな男ではなく、好きな男が好きな女が幻として現れるっていうのは不思議感あふれていて興味深い。それはどういうことなんだろうと思わずにはいられない。でも結局それは明確には示されないし、最後もどうなったんだかよく分からない。非常に消化不良です。70分くらいの中篇なので、もう一つ描ききれていない印象です。もっといろいろ膨らませて、あと30分あれば面白くなった気がしますね。
 罪悪感なく主人公と浮気し、それが生み出す感情には全く無頓着なまま年上の女二人の間をユラユラと浮かびまわる青年を相変わらずのゆったりとした存在感で演じる柄本祐くんが僕は大好きです。

(銀座シネパトス)

2011.12.14

「指輪をはめたい」☆☆☆☆

 29歳独身サラリーマンの片山輝彦は、ある日スケートリンクで転んで頭を打って気を失い、病院のベッドで目を覚ます。荷物を調べると婚約指輪を見つけるが、誰に渡すものだったのか覚えていない。しかも輝彦は自分が3人の彼女と付き合っていたことを知る。いったい自分は誰にプロポーズするつもりだったのか。

 そうか、そういうことだったのか。序盤からなんとなく不可思議な描写があったので違和感を感じていたのだけど、そういうことなら納得だ。3人の女性たちに囲まれて羨ましいだけのニックキ存在であるはずの主人公が、だんだんと気の毒に、そして愛おしく思えてくるのがとても素晴らしい。面白いではないか。とても切ないではないか。もちろんその切なさは、3人の彼女らそれぞれにもそう思える。

 それにしても女性陣にビッグネーム三枚そろえてそれぞれあの扱いというのはスゴイね。絵に描いたような4人集まっての修羅場には笑った。

(ヒューマントラストシネマ渋谷)

「マリア様がみてる」☆☆☆☆

 私立リリアン女学園に通う1年生の福沢祐巳は、紅薔薇のつぼみこと2年生の小笠原祥子に憧れていた。ある日突如、祐巳はその祥子から妹になってほしいと告げられるが、祥子が本気でそう思っているわけではないと感じた祐巳はそれを断ってしまう。そして成り行きから祐巳は祥子たちが上演する舞台、シンデレラの制作に参加することになる。

 売りポイントは”萌え”でしょう。美少女たちが集い、擬似恋愛的に憧れ、惚れられを繰り広げる女子校の世界なのだからそれは間違いありません。主人公はうさちゃん結び?に赤リボンだし。ただそれはそれとしても、僕には話しそのものがとても面白かったのです。妙にはまりました。
 憧れの先輩であるはずの美少女から妹になるように言われたのに、それを断ってしまうのは勇気がいります。主人公の子は全く普通の子として描かれているので、どこにそんな勇気があるのか、どこまでその意思を貫き通せるのかという気持ちで見守ってしまいました。また単に演技力の問題なのかもしれないのだけど、この子が淡々としていてその気持ちが正直なかなか伝わってこないのが逆にミステリアスな雰囲気をかもし出してしまっているのが面白いです。この二人、どうなるのかって最後まで興味が付きませんでした。

 僕はこの寺内康太郎という監督が妙に気になっていて、DVDスルーの小品も含めていろいろ追いかけていこうと思っています。ここまで5本ほど観たけど、全部面白い。いつか大きな映画も撮ってくれることを超期待しています。

(DVD)

2011.12.13

第33回ヨコハマ映画祭

第33回ヨコハマ映画祭のベストテンと個人賞が決まりました。結果は以下の通りです。(敬称略)

1位 「大鹿村騒動記」
2位 「冷たい熱帯魚」
3位 「八日目の蝉」
4位 「恋の罪」
5位 「一枚のハガキ」
6位 「アントキノイノチ」
7位 「モテキ」
8位 「婚前特急」
9位 「エンディングノート」
10位 「まほろ駅前多田便利軒」
10位 「その街のこども 劇場版」


監督賞   園子温 「冷たい熱帯魚」「恋の罪」
新人監督賞 砂田麻美「エンディングノート」
      前田弘二「婚前特急」
脚本賞   渡辺あや「その街のこども 劇場版」
撮影賞   藤澤順一「八日目の蝉」
主演男優賞 瑛太  「まほろ駅前多田便利軒」
主演女優賞 吉高由里子「婚前特急」
助演男優賞 でんでん「冷たい熱帯魚」
助演女優賞 神楽坂恵「冷たい熱帯魚」「恋の罪」
      黒沢あすか「冷たい熱帯魚」
新人賞   松坂桃李「僕たちは世界を変えることができない。」「アントキノイノチ」
      杉野希妃「歓待」
      浜野謙太「婚前特急」
ヨコハマ映画祭最優秀男優賞 原田芳雄

 「恋の罪」を観たときに「これはヨコハマで作品賞、監督賞、主演&助演女優だな」と思ったけど、予想は半分だけ当たりました。「恋の罪」より「冷たい熱帯魚」だったようです。神楽坂恵さんも助演賞だしね。
 作品賞に関しては観ていないのでなんとも言えないけど、原田さんへのプレゼント的な印象がちょっと強いかな。しかし「エンディングノート」やっぱり観とかなきゃダメかね。(^^;)

2011.12.07

「怪物くん」☆☆☆

 怪物ランドに帰ってきた怪物くんは、怪物ランドの王位継承式を迎えるが、そのわがままぶりから国民から大ブーイングを受けてしまう。ふてくされた怪物くんはドラキュラ、オオカミ男、フランケンと共に怪物ランドを飛び出して人間界へ大脱走。日本に向かったはずだったが、到着したのは“カレーの王国”だった。突如現れた怪物くんたちは伝説の勇者と間違われてしまう。

 テレビ版は未見でしたが、子供につれられて(?)観に行きました。
 この映画はまあ正直子供むき。岩石男の苦しみや魔界族カップルの悲しい愛情などもありますが、基本的には子供が観て喜ぶネタが満載の、家族でワイワイと楽しむのが正しいのでしょう。映画館だと話とかできないから、テレビ放送やDVDとかで観るのが本当はいいのかもね。ただ大きい画面で迫力の映像を楽しめるので、ぜひ劇場にて。(笑)

 よく漫画原作を実写化する際に、キャラクターがイメージに合わないとか言われることがよくあるようです。この映画(ドラマ)の大野君も最初は全然イメージに合わないと結構たたかれていたような気がします。でも結局ドラマは大ヒット。映画化されても大ヒット。いまや怪物くんと言えばすっかり大野智くんですね。実写化って、過去のイメージに囚われず、新しいイメージを作り出すものってことですよね。

(新静岡シネザート)

「×ゲーム」☆☆☆

 ある日、大学生の小久保英明は謎の集団に拉致されてしまう。目を覚ますと小学時代の同級生の小泉智絵、新庄剛、吉池哲也も拉致されていた。小学校時代、新庄と吉池は同級生の蕪木毬子をいじめており、英明は毬子をかばっていた。4人は鞠子が受けていたいじめをエスカレートさせたかのような罰を受けることになる。

 山田悠介さんは相変わらずキテレツな設定で小説を書き、それを原作にキテレツな映画を作る人も相変わらず多いです。いじめ被害者がいじめ加害者に復讐する話ですが、あそこまで手の混んだことをする必要は、正直ないよね。だから笑える。
 ただ主人公がなぜその復讐の対象に入っているのか。実はひどいヤツだったからというのではないところがとても怖い。誰もが、自分ではよく分からないまま誰かから恨まれている可能性が充分にあるということなのだ。ついでに言えば優等生っぽい少女がその対象に入っていた理由も面白いね。

 昔いじめられた人、もしくはいじめられた大切な人を失った人が、そのいじめの加害者に復讐する気持ちとかって、まあ正直よく分かる。たぶんほとんどの人はいじめられた側の気持ちになっていじめた人に対する復讐に共感してしまう気持ちを否定できないでしょう。いじめられたほうは一生忘れないのに、いじめたほうはあっさり忘れてしまうという点もそれを後押しする要因でしょうね。
 それでもいじめはなくならない。それはいじめる側はいじめられる側の気持ちを理解できないから。その気持ちが理解できる人間に、なりましょう。子供たちよ。

(DVD)

2011.12.06

第24回日刊スポーツ映画大賞

 第24回日刊スポーツ映画大賞が発表になりました。結果は以下の通りです。(敬称略)

作品賞  「一枚のハガキ」
監督賞   新藤兼人 「一枚のハガキ」
主演男優賞 松山ケンイチ「ノルウェイの森」「GANTZ」他
主演女優賞 宮崎あおい「神様のカルテ」「ツレがうつになりまして」
助演男優賞 西田敏行 「ステキな金縛り」「はやぶさ/HAYABUSA」他
助演女優賞 加賀まりこ「神様のカルテ」「洋菓子店コアンドル」
新人賞   井上真央 「八日目の蝉」「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」
石原裕次郎賞「探偵はBARにいる」
石原裕次郎新人賞 該当者なし

 おっと出てる映画全部観てるじゃん。不作を感じているのに全部観ているってことは今年はやっぱり不作なのね。
 松山ケンイチくんは「ノルウェイの森」「GANTZ」×2本「うさぎドロップ」「マイ・バック・ページ」の計5本での受賞。その他の個人演技賞も全員が複数の作品での受賞です。先日の報知映画賞との重複も全くなく、いかに今年は飛び抜けた受賞者がいないと言うことなのかもしれませんなあ。作品賞はやっぱり「一枚のハガキ」。やはりこのあともこれと「八日目の蝉」の争いになるのかな。どっちもいい映画で個人的にもベストテンに入れると思うけど、なんか面白みがないなんて言っちゃダメ?(^^;)
 しかし新人賞に井上真央さんとはどうかね。石原裕次郎新人賞は今年は受賞者なし。確かに思いつかないね。

2011.12.02

「恋の罪」☆☆☆☆

 ある日ラブホテル街のはずれにある今は廃墟となったアパートで女の変死体が発見され、女刑事の和子はこの事件を担当することになる。いずみは人気小説家を夫に持つ献身的な主婦だったが、その生活に物足りなさを感じていた。いずみは大学のエリート助教授である美津子と知り合いになるが、美津子には影の顔があった。

 もう園子温は作る映画みんな話題を呼び大ヒット、評価も高い。すっかり巨匠扱いだね。
 たしかにこの映画とか「冷たい熱帯魚」とかは非常に刺激的で、一時もスクリーンから目を離せない。次に何が起きるのか心からドキドキするし、その後の展開の刺激の高さもまず間違いなく期待を裏切らない。正直面白い。
 ただ苦言を呈したい部分もある。この映画などはミステリー性で興味を惹き付けているはずなのに、そのタネ証し的には一切心を配っていないのです。園子温は物語を納得する形で終わらせようとはしないことが多くないかね。最初に殺されたのは誰かということを最後近くまで引っ張るくせに、そのタネ証しに衝撃は用意しない。なんであんなに猟奇的に殺されたのかという点も弱いしね。「自殺サークル」の頃からそうだけど、そういう点には興味が無いんだろうね。

 それにしても女優陣の凄まじさ。特に冨樫真さんの演技には驚かされました。もちろん鏡の前で裸でポージングを続ける神楽坂恵さんも凄かった。最初と最後で全然顔が違うもんね。この二人はヨコハマ映画祭で助演賞と主演賞を取る気がする。

(TOHOシネマズ川崎)

「ブラック・エンジェルズ」☆☆☆☆

 自転車便の配達員として働く雪藤は表向きはドジな青年だが、実は法で裁けぬ悪を陰で抹殺する暗殺者であった。ある日雪藤は顔なじみのクリーニング屋の娘が姿を消したことを知る。彼女は監禁され、客を取らされていた。

 僕がまだ少年ジャンプを毎週読んでいた頃、この映画の原作漫画が連載されていました。最初の頃はクールな主人公が人知れず悪人を退治していくのがカッコよかったのですが、いつのまにか敵も味方も増えて戦争めいた話しになり、挙句の果てには悪魔なんか悪霊なんかといった存在まで出てくるに至って驚かされた覚えがあります。ただ今にして思えはトンデモ漫画でしたが、当時は楽しんでいた気もします。
 なぜか今、この漫画が映像化されました。話は原作の導入部で、影の悪を影の正義が討つというカッコいい部分だけなので、はっきり言ってこの映画はカッコいいです。主人公の普段のさえなさぶりもよいし、戦うときの姿もカッコいい。いや、カッコいいしか言えない。(^^;)
 ヒロイン的立場の矢島舞美さん演じる麗羅の、というか麗羅を演じた矢島舞美さんの身のこなしの美しいこと。元々好きだけど、更に惚れる。(笑)

 話は上に書いたようにまだ導入部なので、素直に続編希望します。まだまだいけるでしょ。

(DVD)

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