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2011.09.30

「クロサギ」☆☆

 父親が詐欺に遭い家族を失った青年、黒崎は復讐のためサギ師をだますクロサギになっていた。彼は新たなターゲット、石垣の調査を開始するが、彼は何者かと共謀して日本経済を揺るがすほどの大物だった。

 僕はテレビドラマの映画化には寛容なほうですが、それは映画だけ観てもきちんと話が分かることが前提です。この映画のように完全にドラマの観客だけを対象にしたようなものはちょっと楽しむことはできませんね。主人公(山ピー)と黒幕(山崎努さん)の関係とか全くわかんないじゃん。堀北真希さんとか何のためにいるの? 最後に出てきた岸部シローさんはいったい誰なの? 全然分かりませんでした。
 サギ師とサギ師のだましあいを描いているのかと思ったら全然そんなことはなく、だまされる側のサギ師は何ひとつ活躍することなくコロッとだまされちゃうし、そのだましを実現するための演技や仕込があまりにも非現実的(どうやってその場にスタッフとして忍び込んでるの?とか)なので結構興ざめ。さすがにこれは入れなかったなあ。

(TV)

「探偵はBARにいる」☆☆☆☆

 札幌のススキノで活動する探偵のもとに、コンドウキョウコと名乗る女から電話が掛かり、ある男に会い彼にひとつ質問するだけの依頼が舞い込む。それをきっかけに探偵は命を狙われる。なんとか助かった探偵だったが、更なる不可解な事件に巻き込まれていく。

 話がややこしく感じる部分もありましたが、面白かったです。乙女チックなワタシ(笑)は基本的にハードボイルド的な男の世界ってあまり好きではなかったりもします。だからこの映画も何回も観たいほど好きには絶対にならないのですが、一回こっきり観るのには充分面白かったです。それはほとんどが大泉洋さんのキャラクターによるものでしょう。硬軟混ざり合った探偵はまさにはまり役。シリーズ化されるようですが、彼の姿ならばまた見たいのは確かです。
 しかし松ケンくんには大変申し訳ないのだけど、どうしてもワタシは小雪さんが苦手なのだ。絶世の美女であるかのごとく物語の中心にいるのがどうしてもしっくり来ないのです。本当にゴメンナサイ。

(静岡ピカデリー)

2011.09.23

ご意見ルーム再開

mixiページのほうで、「一枚のハガキ」「神様のカルテ」「探偵はBARにいる」それぞれのご意見ルームを開始しました。もしよければご参加ください。よろしくお願いします。

ちなみにご意見ルームは6、7年前くらいにこのサイトでやっていた企画です。なので、「再開」なのです。(^^;)

「冬の怪談 〜ぼくとワタシとおばあちゃんの物語〜」☆☆☆☆

 高校生の風間亮は、両親と妹の4人家族。ある日、おばあちゃんが危篤との連絡が入り、両親はおばあちゃんのもとへ向かう。風邪を引いてしまった亮がねていると、おばあちゃんが枕元に立つ。また突然、謎の美少女、佐伯小夜が訪ねてきた。小夜は、自分は霊能者で「あなたのおばあちゃんに頼まれてここにきた」と言う。

 タイトルから言うと主人公の位置づけではないらしいけど、クレジットでは最初に来ているから主演という位置づけではあるらしい、霊媒師少女小夜のキャラクターがとにかく素晴らしい。とことんポジティブで、とにかく明るく、マイペースで意志が強い。のほほーんとした雰囲気でゾンビたちをバシバシと打ち倒していく姿にホレボレしちゃう。ぜひこのキャラクターでシリーズ化してほしいです。

 お話のほうは楽しいです。とにかく楽しい。現実と幻の世界がリンクしつつ、謎のゾンビたちが目的を持って増殖して襲い来る様子は興味深いし、ダラダラとしたセリフ回しにもクスクス笑えるものが多いし、とにかく観ていて全く退屈しませんでした。ゾンビ化した同級生の彼女が襲ってくるくだりとか最高。こういう気楽に観れるホラーは大好きです。

(DVD)

「神様のカルテ」☆☆☆

 内科医の栗原一止は信州の本庄病院に勤務している。妻のハルは山岳写真家で、1年前に結婚したところ。あるとき大学病院の研修に参加した一止はその医局から熱心な誘いを受けるようになる。そんな中、安曇さんという末期の癌患者が入院してくる。

 ちょっとやりすぎ感のある櫻井くんのほんわか演技はさておき、全体として真面目に作ってんなあ〜という空気は悪くはないです。ただ「ブラックジャックによろしく」や「孤高のメス」や「ジーンワルツ」といった最近の医療ドラマとテーマがかぶりまくっている気がするのでさほど新鮮味はなく、意外性もなければ、残念ながら感動も少なめ。さらっとした印象しか残りませんでした。贅沢ぬかすけど、毒がなさ過ぎるのかな。

 それにしてもあの二人がどうやって知り合い、結婚に至ったのかを知りたかったのに、そこは完全にスルーだったのが残念。ラブストーリーではなかったか。友達を見送るシーンもちょっと長いな。

(MOVIX清水)

「一枚のハガキ」☆☆☆☆

 戦争末期に召集された100人の中年兵のうち、上官がくじを引いて宝塚に赴任することになった松山啓太は、同じくじによってフィリピンに赴任することになった仲間の兵士、森川定造から妻の友子より送られてきたという一枚のハガキを手渡される。定造が死に、未亡人となった友子は他の家族も失い、ひとりになっていた。戦争が終わり、松山は友子を訪ねていく。

 とてもよかったです。描かれている苦しみは非常に重いですが、タッチは軽く、ユーモアさえ感じさせるシーンも多いために、観ている間に気持ちが落ち込むようなものではありません。愛する人たちが次々と死んで独りぼっちになる苦しみは心に響き、その叫びは狂おしいほどに伝わってきますが、目を背けることもなく、全て心に入ってくるものでした。
 戦争が愚かしいなんて日本人なら誰でも知っていることなのだけど、改めてこうして伝えていくことはやっぱり重要です。そのためにはただつらいだけの描写ではなく、そんな中にも希望があり、喜びがあるのかもしれないということも示してもいいと思うので、こういった映画はとてもいいと思います。みんな観たほうがいいよ。

 しかしきっと99歳の新藤監督からすれば、50代の大竹しのぶさんはまだ若くてピチピチした”女の子”なんだろうね。きっと30代くらいの役だと思うのだけど、新藤監督からすれば誤差範囲なんでしょうね。(^^;)

(ヒューマントラスト シネマ有楽町)

2011.09.14

mixiページ作成しました

ぶっちゃけ何が出来るかよく分からないのですが、とりあえず流れに流され(笑)mixiページ作ってみました。使い方はこれから考えますが、スパムだらけになって削除してしまった掲示板の代わりにでもなればいいかなと。

よろしくお願いします〜。アドレス↓

http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=36676

2011.09.11

「うさぎドロップ」☆☆☆☆

 ダイキチは、祖父の葬式に出席するため帰省した際、6歳の少女りんと出会う。何とりんは祖父の隠し子だという。親族一同がりんの処遇でもめる中、ダイキチは施設に入れられそうになっていたりんをふびんに思い、つい自分が彼女を引き取って育てると言ってしまう。

 もし僕が独身で、親戚の女の子が身寄りがなくなったことを知ったとしたら、同じように何とかしてあげたいと思うかもしれない。勢いで連れて帰ってしまうかもしれない。でもその気持ちはたぶん次の日には破綻するでしょう。間違いなく僕には世話できません。子供を育てるということは、そんなに生易しいものではないのだ。
 しかしダイキチはそれをほぼ成し遂げてしまう。毎日保育園までの送り迎えを全速力で駆け抜ける。やりがいのあるはずの仕事を変えてまでも愛情を注ごうとする。ある意味、子育てのスーパーマンである。
 スーパーマンの活躍は見ていて気持ちがいい。困難に立ち向かい、敵をばっさばっさと倒していくのだ。強敵もいる。しかしへこたれないダイキチはそれを見事に乗り越えていくのだ。そしてその原動力はその幼き女の子の笑顔である。こんな力の出る元気の源が他にはないことを、僕ら娘を持つ父親なら誰でも知っていることなんだけどね。

 実際にももうすぐ父親になるという松山ケンイチくん、いい仕事してまんなあ。妄想で踊ったりするのに笑った。それにしても相変わらず恐ろしきは芦田愛菜ちゃんよね。

(MOVIX京都)

2011.09.08

「ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密〜 」☆☆

 銭形海、銭形命、銭形結の3姉妹は警視総監を祖父に持ち、現役高校生にして刑事である。ある日、3人はアイドルグループ、モーニング娘。を抹消するという脅迫状が届いたため、彼女らの警護に就く。しかしコンサート会場から宿泊先のホテルへと向かうバスから、モーニング娘。と同乗していた命が忽然と姿を消してしまう。

 私はモーニング娘。のファンだったりするので、これまたよく観ているケータイ刑事にゲスト出演と言うことでそこそこ喜びましたよ。いまは卒業しちゃったメンバーとかも写っているしね。しかしこの映画自体はあまり面白くなかったなあ。
 グダグダ感が魅力のケータイ刑事ではあるものの、この映画はグダグダ感と言うよりはダラダラ感といった印象で、どうにもこうにもテンポが悪くてあまり笑えなかった。モーニング娘。自体には全く見せ場はなく、本当に単なるゲスト扱いで、べつにモーニング娘。である必要もナシ。
 ただ犯人に関してはわりと意外でした。この意外さはテレビシリーズとかも観ていないと分からないだろうけどね。映画単品で見たら、全く意外性はないだろね。ああでもテレビシリーズファンとしては3姉妹共演はこれもそこそこ嬉しいかな。そこそこね。

(DVD)

「日輪の遺産」☆☆

 太平洋戦争の終戦間近の昭和20年8月。帝国陸軍の真柴少佐は、軍トップからある重大な密命を命じられる。それは軍が奪取したマッカーサーの財宝を、秘密裡に陸軍工場へ移送せよというものだった。実働隊として勤労動員の20名の少女たちが集められる。彼女らはその真の命令を知らないまま、財宝隠しに加担する。

 あまり言うとネタバレになるので詳しくは書かないのだけど、個人的には不満。アレがどうして起こったのか、僕にはよく分からなかった。納得していたのか、巻き込まれたのか。それとも勘違いか。どれだったとしても、どれでもなんとなく不愉快ですけど。
 そもそもなんであの少女たちに、あの仕事(財宝隠し)をさせようとしたのかって時点で充分不愉快な出来事ではあります。これも戦争なのかもしれないけど、いくらでも他の方法があるだろうに。最後のマッカーサーの反応とかも、よく分からん。戦中は辛く、戦後は甘く、ですか?
 ということで物語の前提からして不愉快さに満ち満ちているので、これは僕には楽しめませんでしたよ。結末が甘いのでつらさも伝わらないしね。

(静岡ミラノ)

2011.09.06

「その街のこども 劇場版」☆☆☆☆

 阪神・淡路大震災から15年、十数年ぶりに神戸に降り立った勇治は同じように神戸を十数年前に離れていた美夏と偶然出会う。美夏は翌日の1月17日朝に行われる“追悼のつどい“に参加するために、勇治を無理やり付き合わせ、夜の街をさまようことになる。その中でふたりは震災当時の辛い思い出と向き合っていく。

 感動しました。くしくも今年、更なる大震災を経てしまい、この映画に対する気持ちも強くなっているのかもしれないけど。
 いい想い出も悪い想い出も、こどもの頃に体験したことってとても重要。その出来事の大きさによっては、その人の一生を左右するくらいの心の傷やトラウマにもなりかねない。この春の大震災に際しても、ここに描かれるような出来事を心に残してしまったこどもたちは何万、何十万といるのでしょう。その気持ちを抱えたまま大人になって、そうしてやっと昇華できるのかどうか、それは一概には分かりません。
 もちろんこどもだけではありません。たった一日、それもたった数分の出来事で人生が変わった大人たちも何百万といるはずです。特に家族を亡くした人とか、もう他人にはその気持ちを受け止められるわけもありません。この映画では、その他人には受け止められるわけのない気持ちを、どう感じ取ったらいいのかを考えさせられました。僕らにはただ、見守るしかないのでしょう。時が解決する可能性、本当に小さな可能性に賭けるしかないのでしょう。
 実際に震災を体験しているという森山未來さん、佐藤江梨子さんがそれぞれ好き。最初は喧嘩したりしたのに、だんだんうち溶け合っていくのがやっぱりヨイね。

(DVD)

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