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2011.07.18

「裸の島」☆☆☆☆

 昭和30年代。瀬戸内海の周囲約500メートルの一孤島に、中年の夫婦と二人の子供が生活していた。島には水がない。そのため夫婦は日々水を運んでした。

 手漕ぎの小船で小島から本島?へ水を汲みに行く夫婦。推定20Kg程度の桶に2杯ずつ、二人で4杯の水を汲んできて、フラフラしながら小島の高台まで舗装もされない小道を運び上げる。大変だなあ、これで一日分の水になるのかなあとか思って見ていると、再び水を汲みに行く。驚いている間もなく更に再び行く。何度も何度も行くのだ。そして運んできた水で畑の作物に水を撒く。決して狭い畑ではない。一日十回以上も水を汲みに行き、畑まで運び上げ、水を撒く。この夫婦はこれを毎日繰り返しているのだ。
 この映画は1/3以上の時間をかけてこの二人のこの日常を映し出していきます。ここまでしないといけないのか。ここまでする原動力はなんなんだろうか。答えは示されません。とある大きな事件が起きても、結局はこの生活に戻っていくこの家族の姿には衝撃を受けました。
 仕事がつまらないだの、さしたる理由も無いのに辞めてしまうだのという現代の若者たちよ。この映画を観て、自らを見つめなおせ。はい。

 しかし水をこぼした奥さんを殴るシーンは納得いかないなあ。

(TV)

「劇場版 ほんとうにあった恐ろしい話」☆☆

 ヤスシとノブは格安の廃工場を購入し、リフォームしてバイク修理工場の開業準備をしていた。美雪と雄介は有名な心霊スポットの公園に出かけた。小学生の明日香は両親と姉が出かけてしまい、ひと晩留守番をすることになる。千里は友人と帰宅中、目の前で女性の投身自殺を目撃してしまう。

 恐怖映画を作るのは、たぶん他のどんなジャンルよりも簡単だと僕は思っているけど、この映画みたいなのを観ると改めてその思いは強くなるね。恐怖映画はとにかく怖がらせるのが一番の目的だものね。ちょっと画面を暗くして、ちょっとオドロオドロシイ音をつけて、ちょっと思わせぶりな角度で画面を構成すれば、例えば水が流れるだけの映像でもこんなに怖くなってしまう。そこに納得なんてものはいらない。ただ怖ければいいのです。
 でも僕は恐怖映画に怖さを求めてはいないんですね。←身も蓋もない(笑)。だからこういう映画は怖いとは思うけど、面白いとはあまり思わないのです。人がいなくなるなら、どんなコジツケでもいいからなんでいなくなるのかをキチンと示してほしい。呪っているのなら、なんで呪っているのかを示してほしい。悪霊が呪っているから、だけじゃ納得いかないよね。怖い中で謎が解き明かされていくのが一番面白い恐怖映画です。

 しかしこの映画、「ほんとうにあった」を謳っているわりにはコワイ目にあった人がそのまま行方不明って。(^^;) 「ほんとうにあった」の根拠が希薄すぎるな。ほんとうに「ほんとうにあった」の?

(DVD)

2011.07.12

「ライトノベルの楽しい書き方」☆☆☆☆

 与八雲はふとしたことからクラスメイトで男勝りの美少女、流鏑馬剣が実はライトノベル作家であることを知ってしまう。剣は新作小説で恋愛ものを書くことになっていたが、経験が無いことからスランプにおちいっていた。八雲は剣の担当編集者でもあるいとこのここなの強引な命令で剣と期間限定で付き合うことになってしまう。

 Berryz工房は子供たちのグループという印象だったので、あまり真剣に見たことがありませんでした。そのためこの映画に主演したメンバーの須藤茉麻さんのことも全く知らず、正直言ってこの映画で初めて見たという印象だったのですが、実は10年近く前に快作「ミニモニ。じゃムービー」に出ていたことを知りました。(そういえば”まーさ”っていたような) 分かっていたこととは言え、19歳で改めてその芸暦の長さは驚きですね。またいろいろ調べたらここまで知らなかったことがなんか申し訳なくもなるくらいに活躍してきていたことも分かり、なんか応援したくなってきました。いつのまにかBerryz工房もオトナな感じになっているみたいだし。

 さてこの映画はタイトルどおりライトノベルが原作らしく、設定も演出も何もかもが軽い。しかしその軽さが妙に楽しいです。恋愛経験がないからって期間限定で付き合ってみるなんて本当に子供だましな設定だし、ためしに付き合ってみたらその相手に本気になっていってしまうなんてありふれ過ぎているのに、何でこんなに楽しんでしまうのでしょうかね。細かいギャグが可愛いのも僕好みだし、ぎこちない二人のほのぼの感あふれる姿がとても微笑ましい。彼女が喧嘩のたびにどこからか木刀を持ち出してくるのとか、その彼女が仮彼氏の家に遊びに行ったときの妹の反応とか最高じゃない。作家としての彼女の悩みも結構共感できちゃうし。実は物凄く面白い映画でした。密かに大好き。

(DVD)

「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」

 もちろん裕木奈江さんが出演していると言う「だけ」で、数年ぶりに(出張ついでだけど)銀座シネパトスまで足を運んでこんな映画を観ました。じゃなきゃ絶対に観てないよね。おそらくは初めて観たアイスランド映画で、この覚えられないタイトルの最初の部分がアイスランドの首都の地名だと言うことも知らなかったくらいに馴染みのない国の映画に出合わせてくれた裕木さんに感謝かな。
 殺人鬼が活躍するパニックホラーっていうのもなかなか観ないので、なんか久しぶりに懐かしいものを観たという感覚でした。ハラハラしたと言うよりは妙にワクワクしちゃいました。ロマンスが生まれそうで生まれない理由とか、ちょっと笑ったし。

(銀座シネパトス)

2011.07.04

「プリンセストヨトミ」☆☆

 月曜日、東京から大阪に松平、鳥居、ゲーンズブールの3人の会計検査院調査官がやって来た。彼らは順調に大阪での実地調査を進めていたが、財団法人OJOに不信な点を感じる。しかし徹底的な調査を重ねても何も出てこない。OJOには大阪中がからんだ大きな秘密があった。

 むかし「ターン」という映画では人が誰もいない銀座を作り出して驚かせてくれたけど、今回は誰もいない道頓堀です。「ターン」は合成だったらしいけど、いまはフィルムコミッションが発展しているから完全実写なのかな?
 この大阪が全停止する(街中に誰もいなくなる)映像が売りだと思うのだけど、あの設定だと残念ながら大阪は全停止しそうに無いね。あれで大阪中がグルになって日本中から秘密を守っているというのは説得力が無いですね。あれでは何百年もの伝統はおそらく守れません。奇をてらった設定を納得させるにはもっと丁寧にやらないとね。あんな大雑把な力技ではイカンよなあ。なんか納得いかずにムズムズしちゃいました。

 女装少年が「しゃべれどもしゃべれども」の森永悠希くんだというのにエンドロールで気がついてビックリ。成長したねえ。

(ユナイテッド・シネマ豊洲)

「息もできない長いKISS」☆☆

 敵対する組の幹部のオクムラを殺すように命じられたヤマザキは、決行前夜ホテトル嬢を呼ぶ。部屋に来たユリカはヤマザキと出会った瞬間恋に落ちてしまう。次の日、ユリカが呼ばれた部屋の客はヤマザキのターゲットのオクムラだった。しかもそれはヤマザキを返り討つ罠だったのだ。

 この映画が公開されたずいぶん昔にキム・デグワン監督とパソコン通信のチャットで話したことがあって、その後なんとなく気になっていたのにずっと観ないままになっていました。数年前中古(レンタル落ち)のビデオを100円で(笑)購入。しかしこれもまた観ないまま数年で今日に至る。(^^;) 最近やっとビデオの映画を処理し始めたのでこれも観たのでした。
 ということで10年間待ちに待った待望の鑑賞だったのですが、あまり面白くはありませんでした。(^^;) 偶然出会った二人が惹かれあう理由もよく分からないし、再会も偶然だし、ドタバタっぽいクライマックスも退屈気味。なにより画面に向かってボソボソと語りかける演出はあまり好きじゃないのよね。

(Video)

2011.07.03

ホームページ更新しました。

日本映画が好き!ホームページを更新しました。
1890年〜2010年までのマイベストと、その年の映画賞をまとめて世間のランキングと個人賞を集計しています。かなり面白いページです。ぜひ見て欲しいです。

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