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2011.06.22

「軽蔑」☆☆

 チンピラまがいの暮らしをしているカズは、借金を帳消しにするかわりにポールダンスバー「ニュー・ワールド」への嫌がらせを命じられる。カズは仲間と共にバーを襲い、その混乱の中ダンサーの真知子を連れ出し駆け落ちに誘う。ふたりはカズの故郷に向かう。

 あ、あの鈴木杏ちゃんが〜〜〜っていうのが最大のトピックだね。
 あの二人がうまく行かないのは世の中のせいではなく、自分たち、特に男が人生をなめまくっているからというのは間違いがない。その呆れるばかりの言動に何一つ共感やら同情やらする点はなく、とにかくイライラしちゃってこの物語はキライです。全く面白いと思えずひたすら耐える時間を過ごしました。
 しかしあんな役もこんな役も見事にこなせる高良健吾はスゴイヤツだ。

(静岡ピカデリーZERO)

2011.06.21

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」」☆☆☆☆

 川島みなみは病気の親友・宮田夕紀の代わりに高校野球部のマネージャーに就任する。みなみは野球部を甲子園に連れて行くと宣言するが、部員の大半はそんなに頑張る気はない。みなみは書店でマネージャーについて書かれた本を店員に尋ねると、世界中のマネージャーが読んでいると言うドラッカーの『マネジメント』を勧められるが、家に帰って読んでみると、経営学の本であった。

 原作は読んでいないんだけど、NHKのテレビアニメは観ました。実はあっちはあまり面白くなかったんだけど、こっちは結構面白かったです。アニメと違って笑えるシーンもちりばめられていたしね。これを観たからって「ドラッカー」を理解できるワケなんて無いのだから、マネジメントへの言及は前半にとどめておいて、後半は純然たる青春ドラマにしちゃっているのが潔いと思いました。
 アニメで最後まで話は分かっていたので最後に感動とかは無かったのだけど、それでもラストは爽やかでとても好きでした。うまく行きすぎだけどね。

 前田敦子さんはそんなに好きなタイプではないけど、バッティングフォームが妙にかっこいいのに感心←そこ? 峯岸みなみさんの迫り来る迫力のランニング姿に笑った。しかし今だったらAKB総出演の「伝染歌」も大ヒットしているのかな。

(静岡東宝)

「トウキョウソナタ」☆☆☆☆

 佐々木竜平は家庭では厳格な父親だったが、ある日会社をリストラされてしまい、それを家族には言い出せないでいた。大学生の長男・貴はアルバイトに明け暮れていて、何を考えているのかわからない。小学生の次男・健二はピアノを隠れて習っている。妻の恵は彼らを優しく見守っているが、何か満たされないものを感じていた。

 一番印象に残っているシーンは家族の食卓でお父さんが食事を始めるまでは他の3人はそれを待っているというシーン。あきらかに不満げにイライラしているかのような長男であってもそれを守っているというのがこの家族の積み重ねてきた歴史を感じる。あれは映画史上に残ると言ってもいい名シーンだと思う。

 リストラされたことを家族に言い出せずに、しかも再就職の気配すらつかみ取れないお父さんの姿にはお腹が痛くなるね。もし自分だったらどうなっちゃうんだろうと思わないではいられないから。そんな旦那を冷静に見つめ続ける奥さんの姿も恐ろしい。黒沢清が久々に見せた切なさでもある。黒沢清はホラーよりこういうドラマをもっと撮ったほうがいいんじゃないかな。
 それにしても長男の行動にはビックリ。(笑) 役所広司さんにもビックリ。

(TV)

2011.06.13

「マイ・バック・ページ」☆☆☆☆

 1970年代のはじめ、新聞社で週刊誌記者として働く沢田雅巳は、先輩記者・中平とともに梅山と名乗る男からの接触を受ける。「4月に行動を起こす」という梅山に疑念を抱きながらも、不思議な親近感を覚えた沢田は彼に魅かれていく。やがて梅山は事件を起こす。

 原作の存在を知らず実話だと言うことはエンドクレジットで知りました。しかもウチにも著書がある映画評論家でもある川本三郎さんの自伝だと言うこともそこで知りました。妻夫木くんが川本さんだったなんて。するとあの強烈な松ケンくんの役柄にもモデルがいるのですね。本当は情けないけどそれを感じさせない頭の回転のよさと弁の切り返し、他人を惹きつけるカリスマ性をも併せて持つ怪物くん。スゴイやつでした。忽那汐里さんの役にもモデルはいるのかな。

 素晴らしかったのは妻夫木くんと松ケンくんの演技合戦。ふたりだけで向き合った長回しが多く、それら一つ一つが非常にスリリングでした。特に松ケン君のギター弾き語りで二人で歌うシーンが本当によかった。

 あの時代のことは僕はあまり知らないのだけど、あの時代の若者でなくて本当によかったと、こういうのを観ると思うこともあります。でも実際にあの時代を通り過ぎた人のなかには、あの時代こそが生きた証しくらいに感じる人もいるのでしょう。いろいろな時代を通り過ぎて今がある。それはまぎれもないことなのでしょうね。

(MOVIX清水)

「ダンシング・チャップリン」☆☆

 第一幕。ローラン・プティのバレエ作品『ダンシング・チャップリン』を草刈民代主演で周防監督が映画化するまでを追ったドキュメンタリー。第二幕。全2幕20場で構成されていたバレエ作品を13場に再構成して、映画として撮影したもの。

 メイキング → 映像作品。最近はDVDで映画を観ることも増え、その場合は映像作品を観てから特典のメイキングを観るのが個人的な流れなのだけど、こうして強制的にこの順序で観させられるのは普段の感覚とは全く違うものでした。ただメイキングと言ってもその作品自体の撮影風景を撮っているのではなく、この作品ができるまでのいきさつや話し合い、練習風景などを映し出しているものなので、メイキングと言うのともまたちょっと違う、テレビで観るような解説ドキュメンタリー特番のようなものでしたので、本当にあまり経験したことの無い時間を過ごした印象です。

 でもって面白かったか。微妙でした。

 そもそもバレエに興味はほとんどありません。でも観れば面白いんじゃないかなーと思ったんですが、そんなに楽しめなかったと言うのがホントのところです。芸術を解さなくて本当にすみません。前半のドキュメンタリーも正直退屈だったんですね。申し訳ないけど僕には向いていない映画でした。

(静岡シネギャラリー)

「転々」☆☆

 大学生の竹村文哉は84万円の借金があったが、借金取りの福原からそれをチャラにするかわりに、吉祥寺から霞ヶ関まで歩く福原の東京散歩に付き合えと言われる。福原は妻を殺してしまい、警視庁に自首しに行くための散歩であることを文哉に告げる。

 どこが面白いんだか全く分からなかった。三木聡監督はむかし1本観ただけでしたが、その後も観たいと思う気持ちにさせてはくれずに、不思議と縁遠くなっていました。この映画もたまたまCSでやっていたので観たのですが、やっぱり次の一本を観たいという気持ちには全くさせてくれませんでした。馴染めない、という感覚です。ほらほらこんなことやれば面白いだろっって押し付けられている感じ。

 三浦友和さんが結局何がやりたかったのか、なんでオダギリジョーさんを選んだのか、全く分からず。シチュエーションでしかたなく流されていたのではなく明らかに三浦さんの意思で展開が進められていたのに、その意思が結局理解できないのではお話になりません。つまらない映画でした。

 麻生久美子さんがちょろっとだけ思わせぶりに写るんだけど(しかもエンドクレジットでは役名入り)、あれって「時効警察」かなにかからのゲストなのかな?

(TV)

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