「ジーン・ワルツ」☆☆☆☆
大学の医学部産婦人科学教室の女医、曾根崎理恵は週一回の非常勤で産婦人科医院、マリアクリニックにも勤務していたが、院長の病気もあり、マリアクリニックは閉院が決まっている。理恵はその最後の患者である5人の妊婦達と最後まで付き合うつもりでいた。一方、理恵の同僚の准教授・清川は理恵がマリアクリニックで不穏な行動を取っているという噂を聞きつける。
面白かった。最後はパニック映画みたいになってハラハラした点も含めて、充分楽しめました。
でもちょっと予想していた(聞いていた)話とは違いました。たしか宣伝では遺伝子操作か細胞融合かみたいな最先端テクノロジーを扱った医療ミステリーみたいに扱われていると思っていたのだけど、主人公は芯が強く信念を持っただけの女医師だし、多少意外な事実が出てくるだけでミステリめいた大きな謎があるわけでもないストーリーには反対の意味で驚かされました。
日本の産科医療の実情を考えるにはいい題材だし、命の大切さもよく分かる。もう一度赤ちゃんを抱いてみたくなりましたよ。自分の子供はもうたぶんないだろうから、孫待ちだね。(笑)
(MOVIX清水)
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