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2011.03.31

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」☆☆

 「まーちゃん」こと御園マユが住む町では小学生兄妹の失踪事件と連続殺人事件が同時に起きていた。そのまーちゃんの前に「みーくん」が現れる。ふたりは子供の頃、つらい過去を共有していた。みーくんは、まーちゃんが行方不明の小学生兄妹を監禁していることを知る。

 大政絢さんは数年前に我家にBSアンテナがやってきてBS-i(当時)が観れるようになったときにちょうど「ケータイ刑事」をやっていたことで、僕の中ではかなりメジャーです。最近結構売れ出したようで、こんな映画も静岡で観ることができるようになりました。まあちょっと嬉しいかな。

 話は軽めのタッチで進んでいくけど、実はかなりハードでビター。全然気分は晴れません。子供の頃のトラウマで少しオカシクなっているまーちゃんを、やっぱりちょっとオカシクなっているみーくんが見守っている様子は微笑ましくもあるけど、面白いかというとそんなことはありません。全体的には気分悪めです。事件の全貌に関してはおぉそうだったのかと思える部分もあったけどね。
 もちろん(?)みーくんの「嘘だけどっ」の演出もあまり好きではありませんでした。

(静岡シネギャラリー)

2011.03.29

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」☆☆

 太平洋戦争終期、激戦が繰り広げられたサイパン島で生き残った陸軍大尉の大場は、生き残り集まった日本兵をまとめてタッポーチョ山を拠点として米軍に最後の抵抗を続けていた。大場は戦略に長け、米軍を悩ませ続ける。大場はやがて米兵らからも畏敬の念を込めて「フォックス」と呼ばれるようになる。

 ほぼ史実通りなのだろうから、あーだこーだ言うのはどうかとも思うのだけど、あんなふうに自由に捕虜収容所に忍び込み放題っていうのはホントなのでしょうかね。情報もツーツーだしなんか簡単そう。
 あと観る前はなんとなく最後まで米軍と戦って抵抗した人たちの話かと思っていたら、最後まで米軍から隠れていた人たちの話でした。実際には違うのかもしれないけど、この映画を観る限り、食べ物やら生活環境の苦難以外はあまり感じられず、生きるために敵と戦ったという印象ではないです。もちろんその1年半がどれだけ大変なものであったかはなんとなく分かりますが、それは「1年半」という言葉から受けるものであって、この映画の映像から伝わる物ではありませんでした。ガンガン戦って、敵も味方もどんどん減っていくのかと思ったよ。

 なお、地震後すぐに観たこともあり、観客は僕一人でした。たぶん通算7回目。

(静岡東宝)

2011.03.22

「ランウェイ☆ビート」☆☆

 ある日、塚本芽衣のクラスに転校生、溝呂木美糸(ビート)がやってくる。彼はそのファッションセンスでいじめを受けていたパソコンおたくの犬田悟をかっこよく変身させクラスメートを驚かせる。彼と超人気モデルであるクラスのアイドル立花美姫を中心とした文化祭のファッションショーの準備で盛り上がるクラスの仲間たちだったが、思いがけない事件が起きる。

 これはちょっといただけないなあ。あまりにも強引過ぎる展開と、分かり安すぎる演出にちょっと、いやかなりひきました。いきなり廃校になるとか、雑誌に写ったデザインを大手ブランドがパクるとか、小娘に対するあからさまな嫌がらせとか、ありえるかね。視線ではっきり示される恋のベクトルにはこれまたビックリ。それも1度や2度ではないと言うのが。あまりにも分かり易すぎで本人以外はみんな気づいているし。手作り感の全くない手作りファッションショーの完成度の高さにも驚き。クラスメイト女子全員がそこそこ可愛いのもね。(笑)

 でもちょっと思う。明らかに高校生女子辺りをターゲットにしている映画だと思うけど、もしかしてこのくらい強引でないと彼女たちの心は動かず、このくらい分かりやすくないと彼女たちにはワカラナイのか? ここまで鑑賞能力は落ち込んでいるのでしょうか。ちょっと、いやかなり今後が不安になる映画でした。

 あと、絶対あの男の子のスカートは変だよ。(笑)

(静岡ミラノ)

「卒業プルーフ」☆☆☆☆

 卒業記念ダンスパーティ前日、千秋は片思いの彼から電話がかかってこないでイライラしていた。実は千秋に片想いしていた友人の有人と高史はそんな彼女を強引にデートに誘う。一方、卒業試験でカンニングの疑いをかけられた6人の男女がいた。面談を終えて処分発表を待つ彼らは、いつの間にか大学を卒業することの意味や就職について語り合っていた。

 昔観て好きだった映画をビデオテープを中古で買ったはいいけど全然観ないまま放置していたら時代はDVDやらブルーレイになってしまっていてこのままじゃ観れなくなっちゃう恐れもあるから今のうち観ておこうシリーズ第一弾。長っ。(笑)
 公開は1987年。大学卒業の話ですが、僕('89年卒)も観たときは大学生でした。そのためもあって結構思い入れの深い映画で、いまこうして観なおしてみてもなかなか面白いです。卒業前に恋を成就させたいと思っているチームと、卒業試験でカンニングがばれて呼び出されたチームがそれぞれ卒業パーティーの1日を過ごし、最後に両者がさりげなく交錯するのがとても僕好みです。時代はバブルっぽく穏やかな感覚に満ちているのもいいよね。笑えるシーンもあるし、しみじみもする。

 僕の小学生時のクラスメートでもある比企理恵さんはこれと「ポップコーンLOVE」くらいしか映画では目立ったものは無いのですが、両方ともなかなかの好演だと僕は思っています。挿入歌も歌っていたのね。あと若くて可愛い麻木久仁子さんが新鮮。関根勤さんは変わらないね。あと今はBS-TBSの丹羽多聞(アンドリウ)さんがメインスタッフに名を連ねているのが驚きでした。

(Video)

2011.03.17

「洋菓子店コアンドル」☆☆☆

 鹿児島でケーキ屋の娘として育ったなつめは恋人を追い掛けて上京するが、彼は務めているはずのケーキ屋”コアンドル”から姿を消していた。頼み込んでそこで働くことになったなつめは、伝説のパティシエと呼ばれていながらもいまは一線から身を消して暮らす十村と出会う。

 妙にムカつく女だよなあ。(笑) 人が夢持って頑張ろうとしているのに、笑い飛ばすなんて。でもその笑い飛ばされたほうも、本気かどうかも怪しいってのが実のところ妙にリアルでもある。彼女のほうの話は彼女自身が成長したのかどうかも怪しいことから評価は難しいのだけど、んまあ可愛いから許す。(笑) つまり蒼井優ちゃん自身以外に見るべきものが無いのだ。江口さんをにらみつける目が最高。
 もう一人の主人公である伝説のパティシエさんのほうは、とにかくそのトラウマが(僕個人的に見ても)辛すぎることであるので、その苦しみをどうすべきかどうかすらよく分からず、ただただ苦しい見守り方になりました。

 とにかくと言うか、甘い物は食べたくなりました。

(静岡ミラノ)

今年は無駄遣いをする決意

 mixiやtwitterでは何かしら書き込んでいましたが、ブログでは地震のあと言葉を発していませんでしたね。私は元気です。

 今回の地震で何一つと言っていいほど影響が無い静岡市に住んでいる自分として、結局は毎日をいつもどおりに過ごすことしかできないのです。ただ普段よりも、少しだけお金を使おうと思っています。買占めのようなことではなく、欲しかったけど我慢していた物など必需品から少しだけ無駄に近い物を買うつもりです。たぶん国中が自粛ムードで消費は低迷し、経済は停滞していくことでしょう。節電や節水、必需品の買占めを控えるなどは大切ですが、経済を支えることも大切です。貯蓄を切り崩すまでには至らないと思いますが、今年は貯蓄をあきらめ、できる限り消費に回したいと思います。本とか、CDとか、ちょっとした家電とか、もしかしたら旅行とかね。こんなときに無駄遣いかという考えもあるでしょうが、その無駄遣いによる収入で生活を成り立たせている人も多いのだから。

 あとこんな中でも営業を続けてくれている映画館。やはりこれからも変わらず観客として足を運ぼうと思います。感想もそろそろまた書き始めます。

2011.03.09

「海炭市叙景」☆☆☆☆

 北海道の海炭市。造船所を解雇された兄とその妹は初日の出を見るために山に登った。老婆は立ち退きを迫られているがその家を離れようとしない。プラネタリウムで働く男は飲み屋でバイトする妻の浮気を疑っている。帰郷して来た息子は父と会おうとしない。父親から継いだガス販売会社の社長の家庭はうまくいっていない。

 オムニバスのどれもこれもがただただ日常的な話でしかないのに、どうしてこんなに面白いんでしょうか。当事者にとって見れば人生の一大事であることばかりではあるのだけど、映画的、ドラマ的には大きな事件はほとんど起きません。それでもこの話はどうなっていくんだろうという興味が全然切れず、2時間半くらいある長い映画でしたが、あっという間でした。
 人それぞれの人生にはみんなドラマがあり、さだまさしの詩のごとくその人生ではそれぞれが主人公です。ただ日常を描くだけでもそれぞれのドラマがたくさんあり、みんな苦しんだり喜んだりして生きているのですよね。
 それぞれの話はかすかにだけ繋がっていて大きく流れに収束していくようなこともありませんでした。世界はいろんなドラマが少しずつ重なり合ってできているんだなと、しみじみ思うのでした。

 しかし半端ない数の撮影協力者のクレジット。町のみんなで作り上げた映画なんですね。いいな。

(静岡シネギャラリー)

「時をかける少女」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆!!!

 先日15年ぶりくらいに劇場で観ました大林版を。

 ずいぶん前から公言していますが、これが私の生涯ベストワン。もうこれを初めて観てから27年も経っていて、このあと2000本以上の映画を観てきましたがこれを超える映画には出会えていません。ってかもうきっと出会えないんでしょうね。若い頃に観て心の中にビッグインパクトとして残された映画は、もう身体の一部なんですね。消しようもありません。今からじゃあもうこれを越える出会いは期待できないし、これを越えちゃう映画に出会うってのも想像すると実はちょっと怖いです。そんな日がもし来たら、その日からの僕はどうなっちゃうんだろうね。(^^;)

 しかし時をかけるシーンの素晴らしさは色あせないね。今だったらCGで作っちゃうんだろうけど、コマ撮りと合成で作り上げられたこの映像には絶対に勝てないと思う。あれこそが時をかけると言う体験だ。誰も実際に時をかけたことがある人もいないだろうから断言しても誰も否定できないでしょ。(笑)

(静岡ピカデリー)

「機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者」☆☆☆

 ジオンと地球連邦のいわゆる1年戦争から7年。地球連邦の私軍ティターンズは宇宙民への圧力を強めていた。ある殖民星に住むカミーユは演習中のガンダムを奪取し反乱軍エゥーゴの一員として戦うこととなる。

 ウチの近くに実物大ガンダムが立ち、テレビで再放送されたファーストガンダムを観終わり、漫画のガンダムTHE ORIGINも佳境に入ってきたこのタイミング。気がつけばガンダムは私の中でプチなマイブームになっております。去年の夏からハードディスクに残されていて、ファーストを観終わったら観ようと思っていた「Ζガンダム」劇場版('05〜06年)の3部作を、ようやく観始めることとなりました。その1作目。

 TVの14話分(約280分)くらいが90分程度にまとめられているので、かなり物語は端折られてますね。物語上初めて会ったんではと思われた人がすっかり知り合いだったり、一つの出来事であっさり味方を裏切って敵側に付いたりするのが違和感があります。また戦いが連邦対ジオンのような単純な戦争でないし、前作で敵同士だったのが今回は味方になっていたりするため、どうにも敵味方がややこしいのでこの時間内で把握するのも難しい。テレビ版は本放送時とその後(15年位前?)に2回もほぼ全部観てはいたのだけど、それでも話についていくのが大変でした。
 またTVそのままの映像を使っているところと、この映画のために書き下ろされた場面での画質の違いに差がありすぎるのがちょっとアレですね。

 ただファーストのメンバーが再登場しているのはやっぱり楽しいよね。前作の主人公アムロが完全に脇に回ってライバルだったシャアがメインに近い存在と言うのが今更ながら面白いです。

(TV)

2011.03.04

「ジーン・ワルツ」☆☆☆☆

 大学の医学部産婦人科学教室の女医、曾根崎理恵は週一回の非常勤で産婦人科医院、マリアクリニックにも勤務していたが、院長の病気もあり、マリアクリニックは閉院が決まっている。理恵はその最後の患者である5人の妊婦達と最後まで付き合うつもりでいた。一方、理恵の同僚の准教授・清川は理恵がマリアクリニックで不穏な行動を取っているという噂を聞きつける。

 面白かった。最後はパニック映画みたいになってハラハラした点も含めて、充分楽しめました。
 でもちょっと予想していた(聞いていた)話とは違いました。たしか宣伝では遺伝子操作か細胞融合かみたいな最先端テクノロジーを扱った医療ミステリーみたいに扱われていると思っていたのだけど、主人公は芯が強く信念を持っただけの女医師だし、多少意外な事実が出てくるだけでミステリめいた大きな謎があるわけでもないストーリーには反対の意味で驚かされました。
 日本の産科医療の実情を考えるにはいい題材だし、命の大切さもよく分かる。もう一度赤ちゃんを抱いてみたくなりましたよ。自分の子供はもうたぶんないだろうから、孫待ちだね。(笑)

(MOVIX清水)

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