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2011.02.24

「あしたのジョー」☆☆☆☆

 ドヤ街にふらりと現われた矢吹丈はアル中の元ボクサー・丹下段平にそのボクシングの才能を見出されるが、事件を起こして逮捕されてしまう。拘留されたジョーはそこで宿命のライバル、力石と出会う。そんなジョーに段平は左ジャブに始まるボクシングの基本を手紙にて伝えていく。

 燃えるねー。男のロマンだねえ。男同士の熱い戦いとその中にたしかにある大きな友情と愛に心臓がドキバキしちゃうよね。充分面白くてとても楽しめました。

 この映画の観客の8割9割はジョーと力石の因縁の対決の結末がどうなるのかは知っているのだと思うのだけど、もし知らない若い観客にしてみれば、あの結末は意外かもしれないね。知らないで観た人の感想を聞きたいです。
 とにかく言わずと知れた古典名作漫画をこの時代に実写化しただけでも僕は誉めてあげたいです。いくらいい映画でも原作と違うところがあるだけで批判されたりするしね。僕は原作と違ってもOKなタイプだけど、この映画のジョーと力石はかなりイメージに近いですね。それにしても一見やりすぎに見える段平さんのメイクもあっという間に違和感がなくなってしまいました。(^^;)

 ただこの映画単発で見るとあの終わり方は消化不良気味。ジョーの心がどう動いてあの結論に至ったのかよく分かりませんよね。ということで続編希望します。その際ホセ・メンドーサはぜひジョニー・デップでね。(笑)

(MOVIX清水)

「ゲゲゲの女房」☆☆

 昭和30年代、鳥取県に住む布枝は見合いから5日後に東京都調布市に住む貸本漫画家の村井茂と結婚式を挙げて新婚生活を始めることになる。しかしその暮らしは、とても貧しく苦しいものであった。

 テレビ版は奥さんが観ていたので休みの日だけつきあいで観ていました。週1回なので話は全然繋がりませんでしたが、まあそのときは軽やかさが面白く思えました。しかしこの映画は辛気臭いなあ。なんかジメジメしてあまり楽しめませんでした。あんな旦那さんだったら奥さん相当苦労しそう。貧乏の中にも幸せがあるといった小さな喜びもあまり見えてきませんでした。
 それにしても昭和の半ばの設定であるのに、背景にフツーに今風のビルとかが映りこんでいるのにはちょっと呆れ気味。バレンタインの垂れ幕や10数階建てのオシャレなマンションはあの時代には無いと思うんだけどなあ。

 宮藤さんは好演だけど、それだけに本当にイライラする。(^^;) 吹石さんはまあまあだね。TVにも出ていた柄本祐君がこちらにもまた出てきたのがおかしかった。

(静岡シネギャラリー)

2011.02.22

「大洗にも星は降るなり」☆☆☆☆

 夏の間に同じ海の家でバイトしていた男たちそれぞれに、同じくバイトの江里子からイブの夜に海の家で会いたいという手紙が届く。集まった男たちは同じ手紙がみんなに届いていたことに驚くが、江里子の本命は自分だと言い張り、彼女との夏の思い出を主張しあう。はたして江里子の手紙の真意は。

 面白い。これは映画館で観たら相当盛り上がったと思う。
 そりゃあ戸田恵梨香さんみたいに可愛い彼女から手紙が来れば気もおかしくなるよね。分かる分かる。自分の都合のいいように想い出も作り上げるよね。ホント男ってみんな、バカなんだから。(笑) みんなの主張とその真相の再現の数々を笑い転げながら観たよ。細かいギャグとそれに対する細かいツッコミの数々には大うけ。
 事の真相、というか戸田恵梨香さんの本当の姿をどのように描くのかと思っていたらあれかよ。(笑) とにかく楽しかったです。

(TV)

「GANTZ」☆☆☆☆

 大学生の玄野は地下鉄のホームで幼馴染の加藤と共に事故に遭い電車に轢かれてしまう。死んだと思った瞬間、2人は見慣れぬマンションの一室に同じように死んだはずの人々と共に集められていた。彼らは黒い球体のGANTZに導かれ、謎の星人と戦うことを強制される。

 ちょー面白いじゃん。まあたしかに面白そうと思ったけど、こんなに盛り上がるとは思わなかった。スゴイ。ただしそれは後編で全ての謎を納得させる形で終わらせてくれたら、というのが条件です。とにかく今はこの理不尽で迫力ある戦いがどうなっていくのかに興味が尽きません。ラストカットのあの人の登場には驚かされました。後編を早く観たい!
 最初はワケのワカラナイ世界に放り込まれて戸惑うばかりでどうしていいのか分からなかった二宮君が、戦いを重ねるうちにどんどん変わっていくのがとてもよかった。人にはそれぞれ自分を活かせる場所がある。でもそれを見つけることがなかなかできないのです。戦う決心をした後の二宮君の表情が素晴らしいのだ。うまいね。夏菜さんが家に来たときの行動とかも最高だよ。(笑) その夏菜さんもよかったよ。

 しかしもうちょっとうまく戦えよって思う部分もあったので、後編はそのへんが解消されていて欲しいです。

(静岡東宝)

2011.02.18

第34回日本アカデミー賞

 第34回日本アカデミー賞が発表になりました。結果は以下の通りです。(敬称略)

作品賞   「告白」
アニメーション作品賞 「借りぐらしのアリエッティ」
監督賞   中島哲也「告白」
主演男優賞 妻夫木聡「悪人」
主演女優賞 深津絵里「悪人」
助演男優賞 柄本明 「悪人」
助演女優賞 樹木希林「悪人」
脚本賞   中島哲也「告白」
美術賞   林田裕至「十三人の刺客」
撮影賞   北信康 「十三人の刺客」
照明賞   渡部嘉 「十三人の刺客」
録音賞   中村淳 「十三人の刺客」
編集賞   小池義幸「告白」
音楽賞   久石譲 「悪人」
外国作品賞 「アバター」

 助演主演と「悪人」が独占していたのでこのまま監督作品まで行っちゃうかと思っていたんですが、最後に「告白」がうっちゃりました。どっちも東宝なんで東映の「孤高のメス」に流れちゃったりしないかとも思っていましたがそこまではありませんでしたね。技術賞は「十三人の刺客」が検討。ただやっぱり2010年は「悪人」と「告白」の年だったのでした。

2011.02.08

「白夜行」☆☆☆

 ある日、廃屋で質屋が殺されているのを忍び込んで遊んでいた子供たちが発見する。何人もの容疑者が捜査線上に浮かぶが、結局事件は迷宮入りする。数年後、容疑者となった後に死んだ女の娘、西本雪穂は親戚の家に引き取られ平穏に暮らしていたが、被害者の息子の桐原亮司は世間とは裏側の人生を送っていた。

 すっごい面白かった。残り15分くらいまでは。

 僕は原作を読んでなく、テレビドラマも観ていませんでした。そのためこの物語を全く知らなかったと言っていいでしょう。主人公二人の関係も物語上で明らかになった時点でかなり驚いたし、冒頭の殺人事件の裏に隠された真実を知ったときにはこの上ない衝撃を受けました。えええええええええ、そんな話だったのっ。ここまでつらい話だったとはっ。
 主人公二人とその周りに関わる人々すべてが物悲しく、何度も涙するがごとくに気持ち入り込みました。粟田麗さんとかマジ泣けたね。

 しかし終盤、真実を(そこまで知るはずの無い人が)セリフで語りだし、事件の収束の仕方も安易で中途半端な印象を受ける物だったこともあって、正直ラストが拍子抜けでした。それに中盤の数々の事件の犯人が、アレだけいろいろ証拠っぽいものを残しているにもかかわらず足がつかないってのはどうかな。終盤きっちり捕まるのかと思っていたよ。惜しい、惜しすぎる。

(MOVIX清水)

2011.02.07

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」☆☆☆

 戦場カメラマンの安行は漫画家である妻の由紀とアルコール依存症が原因で離婚していた。しかしその後も、安行が血を吐いて病院に運ばれると由紀は駆けつけていた。安行は酒をやめると約束するが、すぐに手を出してしまう。由紀は彼を専門の病院に入院させることとする。

 僕はお酒を飲まない人かつ酔っぱらいが大嫌いな人なので、正直アルコール依存症という病気に対しては偏見があります。そんなの病気じゃねえよって感じだし、仮に病気だったとしても、心づもり一つで完璧に予防できるじゃん。とか思うので、この映画の中でのお医者さんの「他の病気と違って完全には同情してもらえない」というセリフにはうんうんと思いましたね。気の毒なのは病気になった人でなく、その周りに暮らす人々です。その迷惑は全て病気になった本人の責任です。ほんっとうに迷惑だよねえ。
 ということで主人公には何一つ思い入れを持てない冷たい私でしたが、そんな彼でも愛情を注ごうとする(元)奥さんの姿には心打たれました。好きだった人を嫌いにはなれない。やっぱそうなのかね。

 しっかし西原理恵子売れまくっているなあ。あの画質と作風は類を見ないし、たしかに面白いもんね。おかげで映画化作品も目白押しで、さすがに全部は観きれない状態ですね。って思ったらこの映画はサイバラ原作ではないということを結構経ってから知りました。これはだんなさんのほうの原作で、ほぼ同じ時期の出来事を西原さん側で描いた物を原作にしたのが続いて公開の「毎日かあさん」なのですね。なにもこんなに近い期間で両方公開しなくてもいいのにとも思いますが、おかげで両方を見比べることができる楽しみが生まれました。「毎日かあさん」も観なくちゃね。

(静岡シネギャラリー)

2011.02.04

「ひぐらしのなく頃に 誓」☆☆☆☆

 雛見沢村に住む竜宮レナは同級生の園崎魅音や転校生の前原圭一と仲良く過ごしていたが、父親の再婚相手の間宮律子が他の男と組んで父親の財産を奪おうとしていることを知り、彼女と男を殺害してしまう。この事実を知った圭一たちはレナを救うために死体を隠すが、あることをきっかけにレナは圭一たちを信じられなくなり、ある事件を起こす。

 正式な続編でありながら、前作で死んだはずの人も全員復活して、何事も無かったかのように日常を送っているところから始まるというのは何か不思議な感じ。前作と似ていながら違う日々を送る登場人物の姿は、この話自体がどうなっていくのかと思うのと同時に、前作との関係はどう繋がっていくのかという点でも興味を引きますね。この続編の描き方にはかなりはまりました。
 話は最初は前作の展開と近いところを通っていくのですが、途中から全くと言っていいほどあらぬ方向に転がり落ちていきました。そこまでが前作のなぞりかのような展開だったのが、あまりにも予想とは違う方向に進んでいったので度肝を抜かれました。まさか戦うとは。いや、面白い。
 前作との繋がり方に関しては答えが示されたような示されていないような曖昧な感じがするので、更に続編を作ってくれると嬉しいけど、そろそろ打ち止めかな。原作はまだまだ残っているようだよ。

(TV)

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