「さよなら夏休み」☆☆☆
子供のころお世話になった医師の葬儀で子供時代を過ごした郡上を訪れた裕史。30年前彼は親に捨てられ祖父の家で暮らしていた。裕史は当初心を閉ざしていたが、担任の水帆先生やクラスの仲間たちと共に過ごすことで元気を取り戻していく。
鑑賞前にざっくり読んでいたあらすじが、映画の序盤の内容かと思っていたらクライマックスまで書かれていた映画全体のストーリーだったことに驚き。ちょっと残念。子供の頃の話と成長してからの現代の話が交互に描かれるのだけど、それらはシンクロしているようなしていないような印象で、これだったら現代の話はプロローグとエピローグだけでも充分だった気がします。子供の頃の話は子供たちもそれを支える大人たちもみな魅力的で、優しく美しい成長物語でした。子供の頃って、本当にいろいろな経験をしておくことがとても大切なんだよね。
しかし今だったらあんなふうに川で水泳教室したり、橋から飛び込んだりってできなそう。今でもやっているんでしょうか。
(シネマート六本木)
« 報知映画賞と日刊スポーツ映画大賞 | Main | 「nude」☆☆ »
「日本映画の感想」カテゴリの記事
- 「ハルチカ」☆☆☆☆(2017.04.01)
- 「葛城事件」☆☆☆☆☆!(2016.07.07)
- 「オオカミ少女と黒王子」☆☆☆(2016.06.12)
- 「予告犯」☆☆☆☆(2015.06.27)
- 「ラララ・ランドリー」☆☆☆(2015.06.27)
The comments to this entry are closed.
Comments