「劇場版 3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力♪母大暴走!」☆☆☆
ある日買い物に出ていたタチバナ家の母が雷に打たれてしまい、気がつくと超能力を身につけていた。調子にのって家事に超能力を使いまくる母に家族たちは呆れ顔。そんなある日、母は町で困っている人のために超能力を使うことを思いつく。
僕は映画を3Dで観る必要は全く無いと思っていますが、3Dの技術自体は面白いものだと思っています。だから博覧会のパビリオンとか、遊園地や博物館のアトラクションとして3D映像が流されていれば見たいです。つまりは技術自体はスゴイんですが、映画のストーリーとシンクロさせる必要は無いと思っているのです。むしろ話を楽しむにはジャマですね。
そんななかこんな映画を観てしまいました。何がよかったかと言えば時間が短いことです。(笑) 50分くらい? 上の基準からすればまだ長いくらいですが、こういった2Dキャラアニメの3D映像は始めて見ましたが実写に比べればまだ見やすかったのでよかったです。こういったアトラクションの延長みたいな3D映画ならもっと作ってもらってもいいかな。
それにしても日常的なほのぼの感が売りなはずのこういったアニメでも、劇場版になるとなぜか非日常度が格段に上がっちゃうのはなんでなんですかね。前作は心が入れ替わり、今度は超能力です。原作やテレビでは描かれないような大事件が起こるのはまあいいんだけど、それでもやっぱり日常の範囲内でやってくれたほうが面白いと思うんだけどね。ドラえもんやしんちゃんがそれで成功しているから影響されまくっちゃってんのかな。
でもまあいい。なんだかんだ言っても楽しかったからね。次は実写版、ぜひお母さんはマツコ・デラックスで。
(MOVIX清水)
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はる様
ご無沙汰しておりましたが、面白い映画を沢山ご覧になっておいででしょうか
「自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ」の管理人しんです。
約一年前に当ブログで企画しました「ブロガーによる00年代映画ベストテン」にご協力いただきありがとうございました。
その「ブロガーによる00年代映画ベストテン」が、このたび講談社のセオリームックシリーズ「映画のセオリー」という本で取り上げられました。
大きな扱いではなく色々な映画ランキングに混じって私たちのランキングが紹介されているだけではありますが、それでもこうして世に出ることができましたのも、ご協力頂いたはる様をはじめとしたブロガーの皆さんのおかげと感謝しております。
件の本につきましては当ブログに紹介記事を書きましたので、そちらを参照してください。
年末年始という我ら映画ファンには個人ベスト選出であれやこれやと悩ましくも楽しい時期を迎えようとしております。 はる様のベスト、楽しみにしています。またよろしくお願いします。
Posted by: しん | 2010.12.17 10:15 PM
しんさん、ありがとうございます。
ぜひその本は探してみたいと思います。ちょっと嬉しいです。
賞レースもはじまり,僕らには楽しい季節になりましたね。個人的なベストも考えるのが楽しみですね。(^^)
Posted by: はる | 2010.12.18 12:29 AM