「nude」☆☆
新潟の高校を卒業し上京して働くようになった山瀬ひろみは、ある日ヌードモデルのスカウトを受ける。悩んだ末にヌードモデルの”みひろ”になることを決意するひろみ。次第に人気も出てきて、演技の仕事も増えてくるうち、女優になりたいと強く思うようになっていく。しかし恋人の英介や親友さやかは裸の仕事を続ける彼女を受け入れられなかった。
若い頃からAV女優さんたちには本当に本当にお世話になり通しなので、感謝の言葉以外浮かぶものではないのですが、だからと言ってAVに出演する彼女たちの心情や動機について、心から共感することはかなり難しいことでしょう。たぶん家族や恋人だったら辞めさせようとするでしょうね。でも知り合いや友達程度だったら一歩ひいた所から興味本位の目で見ているかもしれない。いろいろ話とか聞いてみたいしね。
この映画の原作を書いて主人公のモデルとなっているみひろさんは僕は名前くらいしか知らなくて顔もよく分かっていなかったのですが、この映画で顔を認識しました。原作だから自分の責任なのかもしれないけど、この映画を見る限り、”何も考えてない中途半端な女の子がAV女優に転落”と言う印象で描かれているのが気の毒ではあります。もっと信念を持ってこの仕事に就きました的に描かれてないとね。AV嬢全体が軽く見られちゃうぜよ。
AVの撮影現場で、なんか人がいっぱいいて雑談とかしながら本番を見ていたりしる状況の描写がリアルっぽくて興味深かったです。
(シネマート六本木)
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