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2010.06.09

「告白」☆☆☆☆

 中学1年の3学期の終業式の日、担任の森口悠子は生徒たちに数ヶ月前学校のプールで彼女の一人娘が死んだのは事故ではなく、このクラスの生徒に殺されたためだと告げる。悠子は犯人である少年「A」と「B」に復讐をすることを示唆する。

 正直むっちゃ気分悪い。しかしその反面、めっちゃ感心してしまった。よくこんな映画を作り上げ、メジャーで全国公開してしまったものです。去年の「沈まぬ太陽」に匹敵する問題作。こんなデリケートな題材を使っちゃう勇気がある東宝はやっぱり凄いなあ。

 やられたらやり返せ。は物事の基本です(本当か?(^^;))が、相手が13歳の少年となるとなかなか本気でやり返すことはできません。そんなあまっちょろい考えがこの国の基本です。だからいままで観てきた日本の少年犯罪映画では、ほとんどがその考えに縛られて復讐の一歩手前で思いとどまりがちでした。そんななかこの映画の踏み込み方は尋常じゃありません。少なくとも僕が観てきた同じようなテーマの映画の中では群を抜いて過激ですね。いやあすげえ。

 でも実は中島監督の手法がうざったいんだよなあ。淡々としたセリフの積み重ねで話は進むにしては展開はやたらスピーディーで、息つく間もなく次から次へと新しい告白と共に新事実が積み重ねられていくのですごい情報量を咀嚼していたら結構大変です。超ハイテンションでテンパった状態で観続け、あっという間に終わってしまいました。これはきっと見事な演出で、かなり高く評価されちゃうんじゃないかなとか思います。っていうか、高く評価しないとダメですか?(笑) すっごく面白かったんだけど、僕の印象では原作に由来する物語の面白さと、上に書いたような心意気に対する驚きが大半だろうと思っています。できればもっとじっくり描くタイプの監督がよかったな。
 しかしこの映画のR−15はもったいないね。2年たったら絶対観ろよ、13歳。

(静岡東宝)

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