January 2019
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

« 「東京物語」☆☆☆☆ | Main | 「闇のまにまに 人妻・彩乃の不貞な妄想」☆☆ »

2010.04.27

「パレード」☆☆☆☆

 映画会社に勤務する直輝、自称イラストレーターの未来、若手人気俳優と密かに熱愛中の琴美、そして大学生の良介は都内のマンションでルームシェアをして暮らしていた。最近近所では女性ばかりを狙った連続暴行事件が起きている。時を同じくして、彼らの部屋にサトルと名のる少年が出入りするようになる。

 面白かった。面白かったんだけど、正直に言っちゃえばちょっと拍子抜け。各人どれだけすごいトラウマや悩みを抱えているんだろうと思ったし、連続傷害事件との関わり方も意外性をかなり期待していたんだけど、どちらもなんか不完全燃焼気味。
 象徴的なのが香里奈さん演じる未来が観ているビデオだな。最初はメガネに映る映像だけで見せる(何が映っているか分からない人もいるだろうに)なんて思わせぶりなことしているから、絶対に自分の過去に深く関わっているビデオなんだと思っていたら全然そんなんじゃないの。あれだったら最初から何が映っているのかをはっきりと見せないとダメなんじゃないかね。要するにほとんどがみんな思わせぶりなんだよね。だからどんどん期待が高まって物語に惹きこまれていくんだけど、最後にはほとんどがエーそんなことなのっていうレベルで終わってしまう。8割方面白いんだけど、最後の2割は非常に残念です。

 まあ行定さんの映画って実はいつも結構こういった感じ。明るく奔放に、それでいて真面目に暮らしている若者たちが実はとても暗かったり重かったりするものを抱えていますってのが行定イズム。でもリアリティを追求したがるがゆえにドラマチックなほどには深くはない。誰でも同じように悩んでいるだよ的な適度な深さである。それがいいときもあれば中途半端に感じるときもある。今回はちょっと中途半端気味でした。終盤までほとんどがとても面白い流れで来ていたから惜しいんだけどね。

(静岡シネギャラリー)

« 「東京物語」☆☆☆☆ | Main | 「闇のまにまに 人妻・彩乃の不貞な妄想」☆☆ »

日本映画の感想」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「パレード」☆☆☆☆:

« 「東京物語」☆☆☆☆ | Main | 「闇のまにまに 人妻・彩乃の不貞な妄想」☆☆ »

広告

  • amazon

ツイッター

  • ツイッター
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • mixi