「食堂かたつむり」☆☆☆
一緒に住んでいた恋人に家財道具一式を持ち逃げされ、そのショックから声を失ってしまった倫子。彼女は久しぶりに故郷に帰って食堂「食堂かたつむり」を開くこととする。食堂かたつむりで倫子のつくる料理を食べた客は願いが叶い幸せになるとの噂もあり当初は順調であったが、ある事件をきっかけに店の評判が落ちてしまう。
あんなお店が経済的にやっていけるもんなのか、と言う点はさておき。まあ面白かったです。父親不在の母と娘の物語であるので微妙にニュアンスが男の僕には伝わらない部分もあるのかもしれないけど、それでも突き放しているようでも実は深く相手を思い合っている二人の様子には愛を感じます。
僕はあまり料理に興味があるほうではないのですが、それでも倫子の作る料理の素晴らしさは分かるし、いかにもおいしそうで幸せを運びそうとも思います。あんなに食べられるわけないだろうとしか思えない量のご馳走を平らげてしまうお婆ちゃんの姿にも違和感は感じないくらい。
しかし満島ひかりさんのエピソードはどこへ行ってしまったの? アレだけのことをしでかしてアレでおしまい? うーん。(^^;)
(MOVIX清水)
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