「グロテスク」☆☆☆
和男とアキは初デート中に突如何者かに襲われ、気がつくとどこかの地下室に監禁されていた。二人の前に現れた謎の男は「僕を感動させてくれ、ふたりの愛に感動できれば解放する」と言い、二人に対して様々な拷問を始める。
18禁ならぬ20禁(20歳未満入場不可)というエログロスプラッタ。あまりの過激さにアマゾンも販売自粛したそうな。こういう映画が成立するって事は需要があるからなんだろうけど、こんなもんばかりを喜んで観続けていたら感覚は麻痺していくだろうなあ。
エログロとは書いたもののエロはチョロっとで9割方はグロ。手やら指やら腹やらアレやら乳首やら腸やら首やらまで刻む刻む。見るからに痛そうなんだけど、もう途中から全然痛そうとか思えなくなっていくってことはもう既にこの1時間ちょっとの間に麻痺しちゃってんだろうね。こうして思い出してもトラウマのようには感じないし。何事も過ぎたるは及ばざるが如しなのだ。
犯人の男が自分を感動させて欲しいがために二人を監禁拷問し、そんな状況でも相手を思いやることが出来るのかみたいな勝手なことをぬかすんだけど、本当にこいつが何考えているんだか分からない不気味さなので現実味が感じられちゃうのがちょっとヤダ。(^^;) ただしラストシーンは演出過多でちょっと現実味が飛んじゃっているのが残念です。ああでもしないと上映できなかったのかな。
しかしやっぱりCGでなく特撮って言うのがいいよね。(←ちょっと変な感想)
(DVD)
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