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2010.03.19

「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」☆☆☆☆

 勝てば莫大な賞金を手に入れることが出来るが、負けたら億単位の負債を抱えることとなる”ライアーゲーム”。バカ正直な神崎直は天才詐欺師の秋山深一らと共にその決勝戦に参加することとなる。「エデンの園ゲーム」と名づけられたそのゲームでは、お互いを信じれば全員が莫大な賞金を手に入れることが出来るが、直らプレーヤーに待っていたのは裏切りと騙しあいだった。

 いや、これは面白かったなあ。最近の僕はテレビドラマをあまり観ていないので、最近本当に多いドラマの劇場版は観たり観なかったり(のだめ、交渉人、猿ロックは観てない)。でもたまに観ると結構面白かったりするのではなからバサッと切り捨ててしまう気はしていません。これもドラマを観ていないのでチト分からない部分があるのが減点的ではあるのだけれど、これが1本の映画で完結していてくれたなら、今年のベストワン候補ではないかと言うくらい、めちゃくちゃ面白かっただよ。
 こういう風に頭を使ってパズル的に組み上げられていく展開が好きなんだよね。誰が誰を騙してとか、誰が嘘をついてとか、誰を信じたらいいのかとか、いや、すごいスリリングでした。各人の思惑とか正体とかがだんだん明らかになっていくので、それを知ってからもう一度最初から観てみたい気持ちになりますね。
 ゲーム自体は単純だしほぼワンシチュエーションなので場面も大きくは動かない。でもその十数時間の中で物凄い展開が流れていて、情報量も豊富。お金の増減の流れや騙す側から騙される側への転落ぶりなどもよく考えているなーと感心しました。これは面白いです。

(静岡東宝)

2010.03.18

「たとえ世界が終わっても」☆☆☆☆

 病気で余命わずかと宣告された宮田真奈美は自殺サイトのメンバーと集団自殺をしようと考えていた。しかし妖しげな自殺サイトの管理人・妙田の行動により、メンバーは皆自殺をせずにその夜を終えることとなる。後日妙田に呼び出された真奈美は、妙田が管理するアパートの住人の長田と結婚し保険の受け取りを彼にした後に、苦しまずに死ねる薬で死なないかと持ちかけられる。

 とてもよかった。絶望に苛まれてどうしようもなくなってしまいそうになる中で、ささやかながらも幸せのカケラを見つけて生きる気持ちを取り戻していく主人公の姿にとても癒されました。その幸せは長く続くものではないかもしれないけど、それでも絶望感に満ちた人生よりもずっといい。
 主人公がひょんなことから行動を共にすることになる青年と共に、その青年が勘当されて10年以上も足を向けられずにいた実家を訪れるシーンが本当に素晴らしい。偽装的に妻として両親に紹介され、それを受け入れて喜ぶ両親の姿を見て、例えばウチの両親も奥さんを初めて会わせたときは嬉しかったのかなあと思い直す。

 主演の芦屋星さんもよいけれど、謎めいた医者の大森南朋さんの飄々とした存在感が出色。久しぶりに永堀剛敏さんを見てちょっと嬉しかった。(笑)

(TV/CS)

2010.03.16

「守護天使」☆☆☆

 須賀啓一は鬼嫁に頭の上がらない甲斐性なし。そんな彼が、電車の中で見かけた女子高生の宮野涼子に恋をした。しかし彼女が開設しているらしいブログが元で、ネット上で集まった男たちが彼女を狙っていることを須賀は偶然知ってしまう。須賀は彼女を影ながら守る決心をする。

 同じようにうだつの上がらない40男の自分としては、この映画の主人公にはどうしてもある種の共感を覚えざるを得ません。でもまあどんなに可愛くて優しくても娘のような女子高生に今さら恋をしてしまうかというのはちょっと考えにくい。だからそんな心を持ち続けたまま中年になってしまうと言う点に関しては、ある意味とても羨ましくも思えます。共感と羨ましさが混ざり合った特殊な感情を持ってしまいますなあ。
 でもそんな羨ましい男であっても、女子高生から見ればただのキモイオジサンなわけで、ストーカーのごとく見られてしまっても仕方がないというのは、もしこれが自分だったらとか思ってしまうときにとても悲しい思いも導いてくれます。いやあとても観ていてツライ映画ですわ。

 清楚な美少女高校生がベッドに縛り付けられている姿に燃え萌えしてしまうオジサン(僕ではありません(笑))も含め、恋する気持ちを忘れてしまった中年男性諸君、この映画を観てかつての自分を取り戻そう。オジサンでない人もまあそこそこ楽しめますよ。最後はとても気持ちよいし、私の好きな柄本祐くんも大活躍。寺島しのぶさんもすげえよ。

(DVD)

2010.03.15

「グロテスク」☆☆☆

 和男とアキは初デート中に突如何者かに襲われ、気がつくとどこかの地下室に監禁されていた。二人の前に現れた謎の男は「僕を感動させてくれ、ふたりの愛に感動できれば解放する」と言い、二人に対して様々な拷問を始める。

 18禁ならぬ20禁(20歳未満入場不可)というエログロスプラッタ。あまりの過激さにアマゾンも販売自粛したそうな。こういう映画が成立するって事は需要があるからなんだろうけど、こんなもんばかりを喜んで観続けていたら感覚は麻痺していくだろうなあ。
 エログロとは書いたもののエロはチョロっとで9割方はグロ。手やら指やら腹やらアレやら乳首やら腸やら首やらまで刻む刻む。見るからに痛そうなんだけど、もう途中から全然痛そうとか思えなくなっていくってことはもう既にこの1時間ちょっとの間に麻痺しちゃってんだろうね。こうして思い出してもトラウマのようには感じないし。何事も過ぎたるは及ばざるが如しなのだ。

 犯人の男が自分を感動させて欲しいがために二人を監禁拷問し、そんな状況でも相手を思いやることが出来るのかみたいな勝手なことをぬかすんだけど、本当にこいつが何考えているんだか分からない不気味さなので現実味が感じられちゃうのがちょっとヤダ。(^^;) ただしラストシーンは演出過多でちょっと現実味が飛んじゃっているのが残念です。ああでもしないと上映できなかったのかな。

 しかしやっぱりCGでなく特撮って言うのがいいよね。(←ちょっと変な感想)

(DVD)

「食堂かたつむり」☆☆☆

 一緒に住んでいた恋人に家財道具一式を持ち逃げされ、そのショックから声を失ってしまった倫子。彼女は久しぶりに故郷に帰って食堂「食堂かたつむり」を開くこととする。食堂かたつむりで倫子のつくる料理を食べた客は願いが叶い幸せになるとの噂もあり当初は順調であったが、ある事件をきっかけに店の評判が落ちてしまう。

 あんなお店が経済的にやっていけるもんなのか、と言う点はさておき。まあ面白かったです。父親不在の母と娘の物語であるので微妙にニュアンスが男の僕には伝わらない部分もあるのかもしれないけど、それでも突き放しているようでも実は深く相手を思い合っている二人の様子には愛を感じます。
 僕はあまり料理に興味があるほうではないのですが、それでも倫子の作る料理の素晴らしさは分かるし、いかにもおいしそうで幸せを運びそうとも思います。あんなに食べられるわけないだろうとしか思えない量のご馳走を平らげてしまうお婆ちゃんの姿にも違和感は感じないくらい。

 しかし満島ひかりさんのエピソードはどこへ行ってしまったの? アレだけのことをしでかしてアレでおしまい? うーん。(^^;)

(MOVIX清水)

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