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2010.02.04

「ゴールデンスランバー」☆☆☆☆

 その日、青柳雅春は数年ぶりに旧友の森田森吾に呼び出され再会していた。二人が乗る車の近くでは首相である金田の凱旋パレードが盛大に行われていたが、その頭上に飛ぶラジコンヘリが爆発し、金田首相は殺害されてしまう。青柳は何者かによってその犯人に仕立てられ、警察に追われることになってしまう。

 例えば大相撲の横綱が暴力を振るったとか、政権与党の幹事長の政治資金をめぐる疑惑だとかが話題になっていて、それに対して僕ら無責任な一般人がネット上なんかにあーだこーだと批判的に書き散らしたりするのだけど、あれらが本当に本当に正確な事実が報道されているのかなんて、実は僕らには知る由がありません。報道内容が捏造されていたり、報道側自体が騙されていたり圧力がかけられていたりして全くの嘘っぱちが僕らの耳に入っていたとしても、僕らはそれを信じてしまうのです。そして大きな力を持った人間、組織であれば、そんな僕らパンピーの知識を操ることなんかもたやすく出来てしまうと言うのもあながち嘘ではないのでしょう。恐ろしや恐ろしや。
 この世に生きる生物の中で一番恐ろしいものは何か。これは間違いなく人間です。人間以外にこんな恐ろしいことは出来ません。この映画は実はホラーなのかもしれませんね。

 えーところでこの映画、とても面白かったです。結構長いのですが全然ダレることなく主人公の行動をハラハラしながら見守ることが出来ました。ちょっと非現実性が高くも感じてしまいますが、そこはそれ。ラストも結局はホラーっぽいし。(←僕だけ?(^^;))
 役柄的に儲け者だったのは濱田岳くん、そして永島敏行さんでしょう。主人公二人(堺、竹内)とサブ二人(吉岡、劇団)もいいのですが、この二人の存在感には笑ったな。

(MOVIX清水)

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