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2010.01.28

第52回ブルーリボン賞

第52回ブルーリボン賞が発表になりました。結果は以下の通りです。(敬称略)

作品賞   「劔岳 点の記」
監督賞   西川美和 「ディア・ドクター」
主演男優賞 笑福亭鶴瓶「ディア・ドクター」
主演女優賞 綾瀬はるか「おっぱいバレー」
助演男優賞 瑛太   「ディア・ドクター」「ガマの油」
助演女優賞 深田恭子 「ヤッターマン」
新人賞   岡田将生 「重力ピエロ」「ホノカアボーイ」
      木村大作 「劔岳 点の記」
特別賞   「釣りバカ日誌」シリーズ

 「ディアドクター」でも「沈まぬ太陽」でもない作品賞もいい感じですが、やっぱり深田恭子さんの助演女優賞が見所ですね。木村さんの新人賞といい、さすがブルーリボンという感じではあります。

2010.01.26

「恋極星」☆☆☆☆

 両親を亡くした後、障害を持つ弟の大輝の世話をしながら北海道で暮らしていた菜月の前に、幼い頃海外へ移り住んでいった幼なじみの颯太が現れる。大輝の世話で余裕のない菜月は最初は長いこと連絡もしてこなかった颯太と距離を置こうとするが、颯太は明るく優しく彼らを支えようとする。いつしか菜月と颯太はお互いを大切に思うようになるが、颯太は病に倒れる。

 ええ歳して私は若い女の子が大好きですが、最近の若い子を顔だけで選ぶとすると1番が井上真央、2番が戸田恵梨香、少し空いて3番目が新垣結衣だと思っています。あくまで顔だけでキャラや演技やパフォーマンスは完全に無視なので、この子達のファンを公言したことはありませんし、その意識もありません。(←順番までつけて何言ってんだ)
 しかしアラ不思議、この3人が3人とも似たよーに好きな男が難病に倒れるヒロインを演じているって気がついてしまいました。井上さんの「僕の初恋をキミに捧ぐ」と新垣さんの「恋空」は個人的にはちょっとアレで妙にムカつく映画でしたが、これは結構良く、素直に感情移入できて泣けてしまいました。たぶん他の2本と違って男のほうがイイ奴だからだな。
 ただそれだけでなくこの映画はとても展開が丁寧で、主演二人の心情の動き方がとてもよく伝わってきました。例えば久しぶりに会った幼なじみに素直になれない気持ちや、心通じ合わせたときの嬉しさ、デートになかなか現れないときの不安、分かってはいるのに弟の傍を離れることが出来ない苦しさ、大きなものを失ったときの苦しさ、相手を思いやる優しさと強さ、などなど。実は結構気に入っています。観覧車に何度も乗るシーンとか、彼女の部屋で結ばれそうになるのにある理由からなかなか進まないシーン(←たぶんこの書き方だと意味を勘違いされるな)とか、好きだなあ。特にあとのほうのシーンの戸田恵梨香さんが最高です。

(DVD)

2010.01.25

「サヨナライツカ」☆☆

 航空会社に勤め、今はタイ・バンコクに在住する豊は今は日本に残す婚約者光子がいるが、ある時友人に紹介された沓子に強く惹かれてしまい、やがて沓子の大胆な行動により二人は結ばれる。しかし豊には光子との結婚が迫っていた。

 けっ!

 って感じなんですけど、何から何まで。もうすぐ結婚するって分かっている男の部屋に上がりこんで自分からパンツ脱ぐ女と、そんな女を心から愛し、婚約者を裏切ってしまうような男に誰が共感できるって言うの。バカじゃないの。最後のほうで悲恋っぽく愛は永遠みたいに装われたとしても、まるっきり美しさは覚えないし悲しくもないですって。本当に最悪。勝手にやれば。
 って言っても、本当に何から何まで勝手にやっているんだから始末が悪い。25年もたって、さらに家族にあの仕打ち。25年連れ添った家族より、25年前に数週間一緒にいただけのヤグサレ女のほうが大切だなんて。本当に奥さん可哀相。身内だったら頼まれたって許すことは出来ないでしょうよ。むかむかむか〜。

 それにしても空港のグルグル回る長回しカメラワークは凄いけど、ちょっと目が回ったよ。(笑) あとは観るべきところなかったなぁ。あ、西島秀俊の息子が西島隆弘だったのに笑った。しかし中山美穂さん、確かにキレイだけど、せめて5年前、できれば10年前にこの役をやって欲しかったよ。

(MOVIX清水)

「呪怨 白い老女」☆☆☆

 司法試験に不合格となった篤は家族を惨殺したのち自殺した。バイトで配達に来た文哉はその惨状を目の当たりにしてしまう。殺された幼い少女未来の親友、あかねの父親は時を同じくして失踪する。成長し高校生となったあかねのまわりで、不気味な出来事が起きるようになる。

 これもなかなか面白かったですが、多少時間の繋がり方がややこしくて分かりにくい部分もありました。まあいま整理すると何が7年前で、何が現在のことなのかもだいたい分かるのだけど、観ている間は結構混乱しました。(^^;) えっあれって7年前だったの?とか何度も思っちゃいましたよ。実際あの時間の入り乱れ方にあまり意味はなく、単にバラバラにちりばめてみましたみたいにしか思えないので、個人的には好きな構成ではありません。
 しかし呪怨さんたち(笑)はあの7年間何していたんでしょうかね。何で今更出てきたんだか。(^^;)

 いやーでもあの惨殺シーンはなかなかのえぐさだわ。あんな小さな子まで救いようのない殺され方をしてしまうところが思い切りがよいねー。ちょっと感心しちゃうほど。

(DVD)

2010.01.21

「呪怨 黒い少女」☆☆☆☆

 看護師の裕子が担当する芙季絵という少女のおなかに謎の嚢腫が発見される。裕子が芙季絵の病室を訪れると、彼女のほかにもう一人の影を感じる。やがて裕子の隣人が襲われるなど、次々と不気味な出来事が芙季絵の周りに起きていく。

 僕は「呪怨」の映画シリーズはあまり怖くないし面白さもそこそこと思っていたほうなのですが、それはせっかく怖くなってきたところで章が変わってチャプタータイトルが挿入されることで怖さや面白さが一旦リセットされてしまうからでした。その手法はこの映画でも同じだったのですが、これは60分と短くてスッキリしていることもあってテンポもよく、いろんな登場人物ごとのチャプターのつながりがなかなか面白くて楽しんで観ることができました。前の劇場版もこのくらいのテンポだったらよかったのかな。一人でDVDで観てたら結構怖かったしね。

 しかし加護ちゃん。もう姿を見ることはないのかと思っていたらこんな形で復活してくるとは思いもよらなかったよ。ポテンシャル自体は高いはずだからフィールドが変わっても今後も活躍して欲しいものですね。霊媒能力のある中村ゆりさんがかっこよかった。あと突然叫びだす松本花奈ちゃんが怖かったよ。

(DVD)

2010.01.20

「今度は愛妻家」のネタバレ感想

 この発言はネタバレです。注意。


 この映画の新聞宣伝で、観た人それぞれのコメントが載っているのを見たんだけど、多くの人が「驚きの展開」だの「多くを語れない」だの書いているのを鑑賞前に読んじゃったんだよね。それって秘密やオチがある映画って宣言しているようなものじゃない。この題材でオチがあるってことは、もうその時点で「あーこの映画はどちらかが死んでいるな」って思っちゃいましたよ。しかも試写会だったんだけど、上映前の説明で「ラブファンタジー」とか言ってんの。(^^;) もう観始める前から確信でした。始まって2分後には死んでいるのはこっちって分かったし。隠して驚かせたいのなら徹底的に隠さないとね。
 それに行定さんって「クローズドノート」でもそうだったんだけど、伏線の張り方がストレートすぎて秘密のある映画には向いてないと思うんだよね。最初から部屋が散らかっているとか、井川遥さんの態度とかさ。
 もう最初からさくらさんの事故のシーンから始まって、旦那が帰宅したらそこに生き返ったようにいた、みたいな流れで描いていったほうが絶対によかったよ。唯一驚いたのは石橋さんとさくらさんの関係でしたが、サプライズはこれだけにしておいたほうが僕はよかったと思います。

「今度は愛妻家」☆☆☆

 俊介とさくらは結婚十年になるが子供がいない。俊介はカメラマンだったがここ1年写真を撮れずに怠惰な生活を送っていた。ある時さくらが旅に出たまま帰ってこなくなる。2週間も過ぎた頃、フラッと帰ってきたさくらは俊介に子供を作る気がないのなら離婚してと切り出す。

 まあ非常にありふれた題材を、これまた非常にありふれた手法を使って感動的に描こうとした映画でした。ただ行定さんはこういった手法には不向きな気がするんだよね。たぶん奇をてらわずにストレートに行ったほうがよかったと思います。僕はそうしてくれたほうがたぶん感動したな。

 主人公の二人は年齢的にも同世代だし、結婚暦的にもほぼ僕と同じ様なタイミングです。そんなタイミングで観てしまったがために結構自分の状況と照らし合わせながら見れてしまって複雑な思いでした。たぶん観る側も既婚か独身か、新婚か結婚10年位かそれ以上か、子供がいるのかいないのか、男か女かといった自分の状況でこれ観て思うところは大きく違うでしょうね。僕の立場でこの映画の二人を冷静に客観的に見るのは、チト難しかったです。
 しかし10回も浮気してそれが奥さんにバレてて、それでも一緒に暮らしている状況って想像できないなあ。正直あの二人を理解しきるのは難しいし、特に旦那のほうの気持ちは全然分かりません。たぶん自分でもよく分からないからああいうことになるんでしょうけどね。しかしなんでさくらは2週間帰ってこなかったんでしょうか。

 とにかくこの映画の見所は主演の豊川さん、薬師丸さん、それに加えて石橋蓮司さんの、近年ではそれぞれベストではないかと思える名演技でしょう。みんな素晴らしかったです。

(MOVIX清水)

第64回毎日映画コンクール

第64回毎日映画コンクールが発表になりました。結果は以下の通りです。(敬称略)

日本映画大賞  「沈まぬ太陽」
日本映画優秀賞 「劔岳点の記」

監督賞   園子温  「愛のむきだし」
男優主演賞 松山ケンイチ「ウルトラミラクルラブストーリー」
女優主演賞 小西真奈美「のんちゃんのり弁」
男優助演賞 岸部一徳 「大阪ハムレット」
女優助演賞 八千草薫 「ディア・ドクター」
スポニチグランプリ新人賞
      西島隆弘 「愛のむきだし」
      満島ひかり「愛のむきだし」

脚本賞   田中陽造 「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」
撮影賞   木村大作 「劔岳 点の記」
美術賞   種田陽平/矢内京子「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」
音楽賞   蓮実重臣 「私は猫ストーカー」
録音賞   石寺健一 「劔岳 点の記」
技術賞   該当なし

田中絹代賞 高橋恵子

外国映画ベストワン賞 「グラン・トリノ」
ドキュメンタリー映画賞「あんにょん由美香」
アニメーション映画賞 「サマーウォーズ」
大藤信郎賞      「電信柱エレミの恋」
TSUTAYA映画ファン賞
   日本映画部門  「ROOKIES −卒業−」
   外国映画部門  「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

特別賞  故・森繁久弥
     故・水の江滝子


 日本アカデミー賞を除けば各種技術賞まで決定するのはこの賞だけ。技術部門の人にってはとても栄誉あることでしょう。おめでとうございます。「ディア・ドクター」が大賞優秀賞、監督賞、主演男優賞を全て逃すと言う結果は大きな声では言えないけど(笑)、ちょっと痛快。八千草さんが助演として評価されているので無視されたわけでもないようだしね。女優主演賞も松たか子さんではなく小西さんが取ったことの象徴されるように他の賞との差別化を明確に打ち出した感じがするこの結果が結構好きです。
 出てきたタイトルでいくつか観逃しているけど、この中では「あんにょん由美香」が観たいですね。

2010.01.16

「非女子図鑑」☆☆☆

 ”腐女子”(「腐女子彼女」)がつまらなかったので今度は”非女子”だ! うーん、でも非女子って何? 観ても結局分かりませんでした。”非女子”で検索してもこの映画しか引っかからないし。(^^;) とりあえずちょっと変わった女の子たちがあれこれ奮闘するオムニバス映画です。
 占い依存症の恋する乙女(「占いタマエ!」)、ただただ闘うために無料サンプルの列に並ぶ女(「魁!!みっちゃん」)、自分はノーブラでありながら同僚の男がブラジャーをしているのを知って戸惑う女(「B(ビー)」)、映画の主人公の男役のオーディション挑む女(「男の証明」)、混浴の温泉に一人で訪れた女(「混浴heaven」)、人生に絶望して死のうと思うが、死んだあとのことをいろいろ考えてしまう女(「死ねない女」)とそれぞれの話を描いていますが、実は最初の2つがとてもつまらなくて(って言うかくだらなくて)かなり引いた状態でそのあとを観ていたら次第に面白くなっていってしまったと言う、なんかよく分からない状態になってしまいました。オムニバスって結局全部面白いとか、全部つまらないとかってあまりないからテンションが持続しないよね。ほめるのもけなすのも難しい。(^^;)
 まあとにかく前半つまらなかった分ハードルが下がったせいかもしれないけど、後半は結構面白く観れました。特に最後の仲里依紗さんの「死ねない女」が面白かったです。

(DVD)

2010.01.14

「朝子」☆☆☆

 会社経営の夫と幼い息子と共に幸せな日々を過ごしている主婦の朝子は実は耳が不自由で言葉を発せない。ある日自宅に謎の郵便が届く。そこにはあられもない姿の夫が写された写真が入っていた。そこから朝子は性的に解放されていくと共にその生活は一変し、取り返しのつかないところまで落ち込んでいくこととなる。

 公式サイトの解説を読むと中盤以降の展開は現実か妄想かもよく分からない世界の出来事のように書かれています。何が朝子の人生に実際に起きたことなのかどうかは明らかになっていないのです。
 しかし鑑賞中はそんなことには気づけませんでした。どれも事実として受け止めていたため、異なった展開が前後して描かれる演出に時間軸が分かりにくいなあと言う印象をぬぐえないままの鑑賞となってしまいました。いま振り返ってみてもどれが現実でどれが妄想だったのかはよく分かりません。冷静に見直せば分かるのかもしれませんが、ただただ悲惨で、かつ正直言っちゃえば共感できない方向に進んでいってしまう理解しがたい彼女の姿には冷静ではいられませんでしたので、僕にはちょっと分かりにくい映画として残っています。
 例えば旦那が一晩帰ってこなくて彼女が不安に思う姿が描かれるシーンがあるのですが、それがどう解決したのかも描かれないまま普通に旦那がいる日常に戻ってたりして、ちょっと分かりません。

 ただし前半の彼女の姿はこの先どうなってしまうんだろうと言う興味をつなぎとめるには十分で、悲惨でありながらも面白く観ることができました。終盤はちょっとキツイ描写が多いのですが、強く心に残る映画ではありました。

(静岡ピカデリー屋上プラネタリウム)

「デモーニッシュな街から遠く離れて」☆☆☆

 彼は一人で旅に出ていた。極寒の中ただひたすら車を走らせる彼の脳裏に、愛していた彼女との日々が浮かぶ。彼女は自ら命を絶っていたのだ。

 全然知らないで観たのだけど、監督の北田直俊氏は実際に恋人を自殺で失った経験があるらしく、この映画は彼の”喪の仕事”として制作されたものになっています。監督が主演も自身で務めていて、映画の半分以上を占める一人旅のシーンはほとんど(全て?)を実際に一人で旅して一人で撮影してきたもののようです。この上なく完全な”私”映画なのです。
 それだけに画面全体から発せられる思い入れの強さがこの映画の全てを支配しています。良くも悪くも監督の想いだけが画面に満ち溢れていて、正直観客側も気が重くなるほどの迫力があります。ただ観た時点ではそういう監督のバックボーンを知らず、思い入れが強すぎるだけの素人映画に見えてしまったのは事実です。延々と映し出される旅の行程は長すぎるし、その合間に挿入される、カット割りも無いままボソボソと続く会話シーンは飽きてしまいます。だから映画そのものの評価としてはあまり高くは無いのですが、監督の想いの表現方法としては伝わるものがあります。僕は先に監督のことを知らなかったのですが、先に知っててこの映画を観たほうがよかったのか、知らなくてよかったのかはちょっと分かりませんね。どうかな。

 しかし往年の人気AV女優広末奈緒さんをヒロインにしているようにちょっとハードなシーンがあって18禁映画になっていますが、特に濡れ場のハードさに意味は感じないので、一般映画にしておいたほうがよかった気もします。たぶんこれも監督の思い入れの強さの現われなんでしょうけどね。
 あと残念だったのは設備的なものだと思うけどセリフが聞き取りにくくてちょっと難儀しました。おかげでよくわからないシーンとかもありました。セリフ命的なシーンもあったように思うんだけどね。

(静岡ピカデリー屋上プラネタリウム)

「クヒオ大佐」☆☆☆

 父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこの米軍特殊部隊ジェットパイロット、ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐は弁当店を営むしのぶと結婚を間近にしていた。しかし実は彼の経歴は全くのでたらめで、本当は日本人の結婚詐欺師だった。クヒオはさらに博物館学芸員の春、ホステスの未知子らに目を付け接近する。

 はたから見ればどう見ても誰が見ても怪しい偽外国人に何でみんなだまされてしまうのか。それはやっぱり嘘を突き通すことで説得力が出てきてしまうからでしょう。何事も自信を持ってそれらしく言い切ってしまえば他人はそういうものかと思い込んでくれるものではあります。弁の立つ人は得ですよね。なかなか嘘を突き通すのが難しい。これはプレゼンなんかで役に立ちます。僕もプレゼンではいいかげんなデータでもなるべく自信ありげに話すようにしています。(笑)
 しかし、恋は盲目、とでも言うのでしょうか。いくら説得力があったとしてもあんな怪しい外国軍人に惚れてしまうって時点で僕らには理解できません。これがほぼ事実だって言うのが更に驚き。世の中にはいろんな出来事があるものです。

 堺雅人さんは絶好調ですね。新井浩文さんとのやり取りが抱腹絶倒。満島ひかりさん、中村優子さんもいいけど、久しぶりに松雪泰子さんがよかったな。最近お気に入りの安藤サクラさんが出ていて嬉しかった。

(静岡シネギャラリー)

2010.01.13

第24回高崎映画祭

 もうひとつ。キネ旬と同じ日に高崎映画祭の各賞も発表になりました。キネ旬が少し遅かったからかぶっちゃったのね。可哀相だからここで紹介。

作品賞   「空気人形」
監督賞   園子温 「愛のむきだし」
主演男優賞 ARATA「空気人形」
      松山ケンイチ「ウルトラミラクルラブストーリー」
主演女優賞 ぺ・ドゥナ「空気人形」
      小西真奈美「のんちゃんのり弁」
助演男優賞 オダギリジョー「空気人形」
      森山未來 「フィッシュストーリー」
助演女優賞 星野真里 「空気人形」
新人賞   安藤サクラ「愛のむきだし」

 いやいやいや、いくら「空気人形」がお気に入りでも、何でもかんでも「空気人形」でまとめちゃえばいいってもんじゃないでしょうよ。オダギリくんは出番少なすぎるし、星野さんなんて丸々いなくても話し成り立っちゃうような役だし。(^^;) ARATAさんだって助演なんじゃない?
 あーでも「フィッシュ」の森山くん、忘れてたなあ。そうだよー、彼はとてもよかった。あと安藤さんの新人賞は今更感もあって微妙だけど、まあ素直に喜んでおきましょう。

 それにしても事務局の志尾睦子総合ディレクターさんのコメント「邦画が全体的に“不作”で悩む必要もなく、すんなり決まった」には共感しまくりだわ。(笑)

第83回キネマ旬報ベストテン

 第83回キネマ旬報ベストテンが発表になりました。結果は以下の通りです。(敬称略)

1位「ディア・ドクター」
2位「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」
3位「劔岳 点の記」
4位「愛のむきだし」
5位「沈まぬ太陽」
6位「空気人形」
7位「ウルトラミラクルラブストーリー」
8位「サマーウォーズ」
9位「誰も守ってくれない」
10位「風が強く吹いている」

監督賞   木村大作 「劔岳 点の記」
脚本賞   西川美和 「ディア・ドクター」
主演男優賞 笑福亭鶴瓶「ディア・ドクター」
主演女優賞 松たか子 「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」
助演男優賞 三浦友和 「沈まぬ太陽」
助演女優賞 満島ひかり「愛のむきだし」「プライド」「クヒオ大佐」
新人男優賞 西島隆弘 「愛のむきだし」
新人女優賞 川上未映子「パンドラの匣」

 おおおおおおおぉぉっぉぉぉぉぉ、満島ひかりが助演女優賞だああああぁぁぁあぁっぁああぁぁああぁ。今までも相楽ハル子だの柴咲コウだのといった若手が取ってきたこともあるこの賞だけど、今年ここで満島ひかりが来るとは思いもよらず。嬉しい。きっと主演に松さん、助演に彼女を入れた人が多かったのでしょう。松さんがいなかったら主演と助演に割れて受賞していないと読む私。
 新人賞は二人とも他の賞ではあまり見えてこなかった人たちなのでちょっと新鮮。おめでとうございます。鶴瓶さんと三浦さんはまあ仕方ないなあと言うところ。
 ランキングにはさほど感慨はなし。やっぱ「ディア・ドクター」なのね。ってっ予想通りすぎ。何度も言っているけどあの映画面白くなかったし。「ヴィヨン」は観てないしなあ。そのほかは「ミラクル」と「風が強く」の健闘が光るけど、まあ想定の範囲内で驚きなし。
 ちなみに外国映画はまたもイーストウッドの「グラン・トリノ」だって。他に監督いないのか?(^^;)

2010.01.09

日本インターネット映画大賞 日本映画部門へ投票

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『 日本映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
「BALLAD 名もなき恋のうた」  6点
「サマーウォーズ」  4点
「愛のむきだし」  4点
「フィッシュストーリー」  3点
「空気人形」  3点
「TAJOMARU」  3点
「風が強く吹いている」  3点
「口裂け女2」  2点
「天国はまだ遠く」  1点
「いくつになってもやりたい不倫」 1点

【コメント】
 自分のベストテンからもう評価が前年に済んでいると思わしき「接吻」と「歩いても 歩いても」を除いて、少し加えて10本にしました。2009年はこれだ!という日本映画がなく、1位に相当する「BALLAD」も単なる「1番目」程度の評価です。ここに入らなくて残念!という映画もありません。新作だけで74本も観ているのにね。真の1位2位の「口裂け女2」と「天国はまだ遠く」は前年の映画なので点は抑えました。しかしあんな嫌っていた園子温の映画に点を入れる日が来るとは驚きです。(^^;)

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【監督賞】              作品名
   [山崎貴] (「BALLAD 名もなき恋のうた」)
【コメント】
 本当は「口裂け女2」の寺内康太郎にしたいところだけど、08年映画なので今回は保留。無難に1番目映画の山崎さんに。

【主演男優賞】
   [小出恵介] (「風が強く吹いている」)
【コメント】
 決め手はないのですが、一番役柄にあっている感じがした彼を。

【主演女優賞】
   [満島ひかり] (「愛のむきだし」「プライド」)
【コメント】
 本当は助演かもしれないけど、他にいないのと、助演にどうしても入れたい人がいたのでこっちに。

【助演男優賞】
   [高良健吾] (「蟹工船」「ハゲタカ」「フィッシュストーリー」「南極料理人」)
【コメント】
 ちょっと数勝負のところもあるけど、彼の'09年の活躍は凄かった。

【助演女優賞】
   [安藤サクラ] (「愛のむきだし」)
【コメント】
 文句なし。いま一番注目しているかも。

【新人賞】
   [木南晴夏] (20世紀少年<第2章> 最後の希望」)
【コメント】
 彼女がいたのでこの映画がとても楽しくなりました。

以下は辞退します。
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日本インターネット映画大賞 外国映画部門へ投票

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『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
「ノウイング」  10点
「カールじいさんの空飛ぶ家」  8点
「モンスターVSエイリアン」  4点
「2012」  2点
「ハイスクールミュージカル THE MOVIE」  2点
「レッドクリフPART2」  1点
「ラスト・ブラッド」  1点
「フォース・カインド」  1点
「DRAGONBALL EVOLUTION」  1点


【コメント】

 この映画を評価しているのは世界中で僕だけ(笑)ですが、「ノウイング」は素晴
らしかった。あの世界観にあの展開。この映画に出会えたのが今年最大の収穫で
す。「DRAGONBALL EVOLUTION」は映画の出来云々以外のところ(よーするにこの題
材でこんな映画を作っちゃった心意気(笑))で楽しんでしまったのでおまけです。

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【監督賞】              作品名
   [アレックス・プロヤス] (「ノウイング」)
【コメント】
 今年に限って言えば他にはいないですね。

【主演男優賞】
   [ザック・エフロン] (「ハイスクールミュージカル THE MOVIE」)
【主演女優賞】
   [ヴァネッサ・ハジェンズ] (「ハイスクールミュージカル THE MOVIE」)
【コメント】
 家族で観ましたがとても楽しかったです。歌も踊りもうまいしこのふたりで。


【助演男優賞】
   [チョウ・ユンファ] (「DRAGONBALL EVOLUTION」)
【コメント】
 他に思いつかず。

【助演女優賞】
   [ヴィッキー・チャオ] (「レッドクリフPART2」)
【コメント】
 この映画を楽しくした功労者かも。

【新人賞】
   [ジェイミー・チャン] (「DRAGONBALL EVOLUTION」)
【コメント】
 チチ役の子です。単に可愛かったから。(笑) 他にいないし。

【音楽賞】
  「ハイスクールミュージカル THE MOVIE」
【コメント】
 我が家では大ヒット。サントラも買いました。

【ブラックラズベリー賞】
  「スラムドックミリオネア」
【コメント】
 超つまらなかったです。文句なしにワーストです。

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2010.01.05

2009年外国映画ベスト19

 2009年に観た外国映画はぐぐっと減って19本(劇場17本/TV2本)。前年が16本だったのでこちらも微増。うち'09年公開作が16本で'08〜'06年作がそれぞれ1本でした。これらのやや旧作も含めて19本全部をもう好きな順に並べちゃいました。

1位「ノウイング」
2位「カールじいさんの空飛ぶ家」
3位「俺たちフィギュアスケーター」('07)
4位「モンスターVSエイリアン」
5位「2012」
6位「ハイスクールミュージカル THE MOVIE」
7位「レッドクリフPART2」
8位「レッドクリフPART 1」('08/TV)
9位「ダンサーの純情」('06/TV)
10位「ラスト・ブラッド」

11位「フォース・カインド」
12位「天使と悪魔」
13位「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
14位「ターミネーター4」
15位「宇宙へ」
16位「DRAGONBALL EVOLUTION」
17位「アバター」
18位「007 偽りの報酬」
19位「スラムドックミリオネア」

 「ノウイング」は邦洋併せても2009年のベストワン。「カールじいさん」も2位です。逆に「ミリオネア」もワーストワンですね。「007」はダニエル君がどうもダメで彼の間はもう観ないかも。「アバター」は3Dで疲れちゃったので評価低いですが、2Dで観ていたらもう少し上がったかも(ただし「モンスターVSエイリアン」は3Dでも面白かったけど)。「DRAGONBALL」はあの作品を観るというイベントとしてはもっと上のほうに行くくらい楽しかったですが、映画そのものの出来としてはこのくらいでしょうなあ。

2009年日本映画ベスト50

 毎年恒例の私的ランキングです。

 2009年に観た日本映画は119本(劇場74本/DVD,TV45本)。前年が112本だったので微増。劇場鑑賞が前年の66本からちょっと増えていました。うち'09年公開作が73本で'08年作が29本、その他旧作が17本だったようです。この旧作17本を除いた102本から2009年のベスト50を選びました。

1位「口裂け女2」(寺内康太郎/'08/DVD)
2位「天国はまだ遠く」(長澤雅彦/'08/DVD)
3位「接吻」(万田邦敏/'08/DVD)
4位「BALLAD 名もなき恋のうた」(山崎貴)
5位「サマーウォーズ」(細田守)
6位「愛のむきだし」(園子温)
7位「フィッシュストーリー」(中村義洋)
8位「歩いても 歩いても」(是枝裕和/'08/DVD)
9位「いくつになってもやりたい不倫」(坂本礼)
10位「空気人形」(是枝裕和)

11位「TAJOMARU」(中野裕之)
12位「風が強く吹いている」(大森寿美男)
13位「のんちゃんのり弁」(緒方明)
14位「ひゃくはち」(森義隆/'08/DVD)
15位「南極料理人」(沖田修一)
16位「ヤッターマン」(三池崇史)
17位「悪夢探偵2」(塚本晋也/'08/DVD)
18位「曲がれ!スプーン」(本広克行)
19位「ちゃんと伝える」(園子温)
20位「世界で一番美しい夜」(天願大介/'08/DVD)

21位「悪夢のエレベーター」(堀部圭亮)
22位「おと な り」(熊澤尚人)
23位「20世紀少年<第2章> 最後の希望」(堤幸彦)
24位「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」(堤幸彦)
25位「沈まぬ太陽」(若松節朗)
26位「GOTH」(高橋玄/'08/DVD)
27位「おっぱいバレー」(羽住英一郎)
28位「ジェネラル・ルージュの凱旋」(中村義洋)
29位「青い鳥」(中西健二/'08)
30位「蟹工船」(SABU)

31位「希望ヶ丘夫婦戦争」(高橋巖/DVD)
32位「プライド」(金子修介)
33位「イエスタデイズ」(窪田崇/'08/DVD)
34位「色即ぜねれいしょん」(田口トモロヲ)
35位「片腕マシンガール」(井口昇/'08/DVD))
36位「築城せよ!」(古波津陽)
37位「GOEMON」(紀里谷和明)
38位「笑う警官」(角川春樹)
39位「同窓会」(サタケミキオ/'08/DVD)
40位「ハゲタカ」(大友啓史)

41位「その日のまえに」(大林宣彦/'08)
42位「さまよう刃」(益子昌一)
43位「ROOKIES 卒業」(平川雄一朗)
44位「真夏のオリオン」(篠原哲雄)
45位「や・り・ま・ん」(坂本礼/'08/DVD)
46位「しんぼる」(松本人志)
47位「アマルフィ 女神の報酬」(西谷弘)
48位「死にぞこないの青」(安達正軌/'08/DVD)
49位「おろち」(鶴田法男)
50位「RISE UP」(中島良)


 何度も言ってきたことですが、正直2009年は不作でした。日本映画界も未曾有の大不況です。ベスト3がいずれもDVDで観た前年作というのはあまりにも悲劇的。2009年1位に当たる「BALLAD」もリメイクですしね。10年後にも名作だったと思い出すであろう2009年映画は見つかっていません。2010年にDVDででも見つかればいいけど。しかし新作の大傑作に劇場で会えるのは次はいつなのでしょうか。
 そんななか「口裂け女2」は本当に面白かった。話も構成も展開も雰囲気も演技も全部好き。伏線の張り方も素晴らしい。こういう映画こそが全国公開で大 ヒットして欲しいものです。

 '08年作が15本も入っているので'09年作に限って50位まで続きを書けば、「少年メリケンサック」「劔岳 点の記」「エヴァンゲリヲン 新劇場版:破」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」「わたし出すわ」「クヒオ大佐」「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」「釣りバカ日誌20 ファイナル」「カイジ 人生逆転ゲーム」「罪とか罰とか」「キラー・ヴァージンロード」「ごくせん THE MOVIE」「感染列島」「火天の城」「戦慄迷宮3D」となります。評判の「ディア・ドクター」は102本中80番目くらいですね。

 さて今年は初の試みとしてワーストテンも書いておきましょうか。

93位「口裂け女0 〜ビギニング〜」(児玉和土/'08/DVD)
94位「MW」(岩本仁志)
95位「超いんらん やればやるほどいい気持ち」(池島ゆたか/'08/DVD)
96位「秋深き」(池田敏春/'08)
97位「ひとりかくれんぼ 劇場版」(山田雅史/DVD)
98位「ララピポ」(宮野雅之)
99位「斜陽」(秋原正俊)
100位「初恋 夏の記憶」(野伏翔/DVD)
101位「TOPLESS」(内田英治/'08/DVD)
102位「腐女子彼女」(兼重淳/DVD)

 みんな、こんな映画観ていないでしょう? こーゆーの観ていないのに、「日本映画はつまらない」とか言っちゃダメだよ。本当につまらないのも観てから言おうね。(笑)

2010.01.01

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

2009年ベストテンは鑑賞リストの載った手帳を会社に忘れてきてしまったので、また後日。(笑)

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