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2007.05.30

「バベル」☆☆☆☆

 モロッコの田舎を走っていた観光バスに銃弾が撃ち込まれ、アメリカ人夫婦の妻に命中する。銃を撃ったのは兄弟である少年たちで、ほんの軽い気持ちの試し撃ちだった。その銃は日本のハンターの元所有物であることが分かり、その元所有者の聾唖の娘のもとにも刑事が来る。

 うんなかなか面白かった。とりあえずひとつひとつのエピソードがどうなっていくのかという興味は失われることなく観れました。どのエピソードがどうということはなく、全体的に楽しく過せました。きっとそれぞれに興味を残させたまま話を他に移すのが上手いんでしょう。撃たれた妻は助かるのか、撃った少年はどうなるのか、悩む少女はどこへ向かうのか。
 ただそれぞれのエピソードごとの関連性や統一性のようなものはあまり強くは感じませんでしたね。タイトルからは言葉や習慣の壁を連想させるけど、結局は立場や個性、考え方の壁がそれ以上に強いと言っていたように思います。壁は人種の数よりもはるかにたくさんあります。

 菊池凛子ちゃんはがんばっていたけど、世界レベルでベスト5入りかと言われるとよく分からない。アメリカレベルではそうなんでしょうけど。「フラガール」の蒼井優さんや「虹の女神」の上野樹里さんのほうが僕は上に思っちゃうけどね。(笑) しかし彼女の気持ちはいまいちよく分からなかった。女の子はあの気持ちが分かるのか?

(静岡ピカデリー)

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