「キャンディ」に萌える
かつて思春期の性の目覚めの頃(笑)にこの小説を読んだことがあり、このタイトルは深く心に刻み込まれていました。しかし映画があるなんてことは全然知らず、数年前にリバイバルされたことでその存在を知りましたが、都内独占レイトショー公開の映画など観れるわけもなくまた再び忘れかけていました。そんな映画が少し前に深夜テレビで放映されたので録画し、最近ついに観ることになりました。小説の内容もあまり覚えてないので嬉しいとも懐かしいとも言えない変な感じですなあ。
アホな映画です。イノセントでセクシーな美少女キャンディが行く先々でカリスマ詩人、医師、軍人、カメラマン、ヨガの伝道師と言った個性的で怪しい男どもにその身体を求められ、そのほとんどを受け入れつつも純真さを失わずに遍歴を重ねていくお話。このキャンディがめちゃくちゃ可愛いのだ。チラチラッと見せるスタイルも素晴らしく、男どもがひとめで彼女にメロメロになって全力で手に入れようとするのも納得感あり。次から次へとおんなじように男たちが群がってくるのがおかしかった。あとオープニングとエンディングが凄くオシャレ。
私は可愛い女の子が大好きで、アホな映画が好きで、エロチックな映画も好き。この映画が嫌いなわけがないじゃない。最高です。☆☆☆☆
しかしキャンディに襲い掛かる怪しい男たちを演じているのがマーロン・ブランド、ウオルター・マッソー、シャルル・アズナブール、リンゴ・スター、ジェームズ・コバーンなどといった僕でも知ってる超一流とも言える俳優陣なのが凄い。(いや、僕は顔を見てもほとんど分からなかったんですが(^^;)) 凄い人たちが馬鹿らしい演技をマジメにやっているあたり、香港映画みたい。特にマーロン・ブランドのヨガ伝道師は必見だね。ちなみに制作は1969年。
キャンディを演じたのは当時18歳のエヴァ・オーリンちゃん(←冷静に考えればかなり年上なので”ちゃん”ってことはないのだが(笑))。その後大した活躍もなく引退しているらしいので、まさにこの作品が一世一代の代表作で、映画史にその美しい姿を刻み込んでいるのでした。
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Comments
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Posted by: effects of viagra | 2006.05.07 02:32 AM