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2005.01.27

映画を100本観ない理由

 去年劇場で観た映画は93本。僕としてもこの本数はわりと多いほうで、おそらく生涯でも3番目か4番目の数字。幸せなことですなあ。
 ところで僕は映画を趣味として日常的に観るようになって20年以上になるんですが、それでも100本以上観た年というのは過去一回だけ。たしか8年ほど前に102本観たのが自己最高だったと思います。なかなか100本は難しいですね。いろんな条件が重ならないとまあ無理です。だいたい70本くらいということが多いです。

 これはべつに映画じゃなくてもいいと思うんだけど、例えばコンサートに100回行くとか野球の応援に100回とか、本を100冊読むとかCDを100枚買うとか、カラオケ100回とか100人斬り(笑)とか、なんでもいいから100くらいの数字になればよっぽどそれが好きなんだなあという感じで(自慢できるかはともかく)認識できるんじゃないでしょうか。便宜的に話を映画にしぼり戻しておきます。映画を年間100本観るという人は世の中ザラにいるとは思いますが、それでも「私は映画好き」と公言する人の中であってもホンのひとにぎりでしょう。なぜ人は(映画が好きであっても)100本の映画を観ないんでしょうか。
 僕は映画を100本観るために必要な条件は「環境」「状況」「意欲」の3つだと思います。
 「環境」とは例えば地元に映画館が無い、有っても少ない、観たい映画が公開されない、大都市から遠いなどの主にその人がおかれた地理的地域的な状況です。地方の映画ファンの多くはこれに悩まされているんですよね。
 「状況」とは主に時間とお金です。映画1本観るということは前後の時間も入れれば3時間くらいはかかるもの。年100本といえば毎週2回ほぼ欠かさずこの3時間を映画に費すわけです。そう考えるといくら好きでもちょっと忙しい人にはなかなかできることではありませんよね。あとお金。映画コストは割引や交通費を考えるとだいたい1500~2000円/本くらいかと思うけど、100本としたら15万円以上。独身社会人ならなんとかなる金額でしょうが学生やお小遣い制のお父さん、他にもお金のかかる趣味を持っている人にはかけられる金額ではないかもしれません。
 そして3つのうち最大のものは「意欲」でしょう。べつにフツーの人には100本も映画を観る必要なんてまったくないし、大抵の人は年に20本も観れば“もう十分観過ぎ”くらいの感覚だと思います。たぶん5本も観ない人の方が多いでしょう。また観たいと思う映画は100本もないと言う人も多いでしょう。っていうかほとんどの人はそうかな。100本も映画を観たいっていう人は“映画を観ること自体が好き”という人かもしれません。“映画を観ること自体”に相当な意欲がないと100本の映画は観れないでしょうね。
 でもってこの話は映画に限定したことではなくて、先にあげたようないろんな趣味においてだいたい当てはまるロジックだと思いますがどうでしょうか。多くの人(男)は100人斬りする意欲はあっても状況にはないのです。(笑)

 ではさて、なぜ僕は100本の映画を観ないんでしょうか。実ははっきりしています。時間がないんです。上の区分で言えば「状況」です。こんな私でも自由になる時間は限られています。自由時間のかなり多くを映画に費しているのでこれだけ観ていますが実のところいっぱいいっぱいです。これ以上観る時間的余裕はほとんどありません。しかし逆にいうと「環境」と「意欲」は充分だと言えます。
 僕はいま静岡市内に住んでいるんですが、映画環境はまあまあいいほうだと思っています。東京と比べたらたぶん公開本数は半分位なんでしょうが、それでも全国公開の映画はだいたいみんな観れますし単館系劇場もあるからマイナーな映画も比較的観れます。またシネコンが職場近くにあるから会社帰りに1本ということもできます。観たい映画が地元でかからないジレンマから開放されることはありませんがそれでも最低限以上の環境は整っていると言えるでしょう。贅沢は言えません。
 意欲ですが、いま僕は半分病気で、映画を観ても観ても観たりないくらいに映画を渇望しています。毎日でもなにかしら観たいくらいです。全然観たりません。観たかったのに観逃した映画があるのがたまりません。ホント病気です。

 しかし今足りないのはこの通り状況(時間)だけなのですが、昔は時間はあったはず。しかしその頃は環境が整ってなかったんですね。シネコンも単館系劇場も昔はありませんでした。上映本数も今よりずっと少なかったしね。そしてなにより今ほどの意欲もなかったんですよね。昔は有余る時間があったので映画は半分くらい時間つぶし的な感覚でした。昔は時間が余っているから映画を観て、今は時間が無いのに映画を観ています。それでほとんど本数に変動はないんだからヘンなもんですね。

 さて今年は今のところ5本。滑り出しとしては例年並み。どこまで積み重なっていくんでしょうか。


2005.01.20

映画賞と音楽賞

 ここにも紹介している通りこの時期になると映画賞がいくつか発表になっていて、僕なんぞはいろいろ楽しませていただいているんですが、ふと考えることがひとつ。映画賞と音楽賞の違いです。

 多くの映画賞はその映画自体がヒットするしないはほとんど関係なく、ただその内容や演技にのみ評価がなされています。例えば今年多くの賞を取っている「血と骨」はおそらくはヒット作とは言えないでしょう。「誰も知らない」はそれなりにはヒットしましたが「世界の中心で、愛をさけぶ」や「いま、会いにゆきます」、「ハウルの動く城」あたりとは比べようもありません。でも誰もそれを疑問視して”今年の作品賞は「世界の中心で、愛をさけぶ」でなくてはおかしい”とは言いません。みんなそんなもんだと分かっているんです。
 それに対してほとんどの音楽賞はその曲がどれだけヒットしたのかが評価の大きな要素になります。去年のレコード大賞はミスチルの「Sign」、有線放送大賞は氷川きよしの「番場の忠太郎」だったと記憶していますが(違ったらすみません)、どちらも年間を通して大きなヒットをつかんだ曲(人)が受賞したと言えるでしょう。でもどちらも2004年に一番CDが売れた曲ではありません。一番売れたのは平井堅の「瞳を閉じて」かオレンジレンジの「花」でしょう。でもどちらもこういった賞を受賞していません。2003年も明らかに一番売れていたSMAPの「世界で一つだけの花」はこういった賞を受賞しませんでした。大きな理由は本人たちの辞退ですが、でもそのために一番売れた曲が受賞曲でないことに大きな違和感を覚えてしまうのも事実です。
 映画賞と同じようにヒットの大小に関わらずその作品そのものを評価したとすれば大きなヒットをしていない曲が大賞に選ばれたとしても違和感がないはず。2004年のレコ大ノミネート曲は聴いたことのない曲が半分くらいを占めていて大きな違和感がありましたが、それも曲自体の評価だとすれば当然のことのはず。でも誰もそうは思わないんですね。
 映画賞はヒットに関係なく映画自体の質に対して、音楽賞は曲自体の質は関係なくヒットしたかどうかという点に対して送られるものだと、僕らは自然に刷り込まれてきてしまっているのです。

 やはりこれは映画と音楽の質とヒットの相関係数の差異によるものなんでしょうか。音楽のヒットは曲自体を聴いて「よかった」と思った人が支えています。すなわち曲の質がヒットにほぼ直結する形です。まあもちろんまず聴いてもらうことが前提なのですが、この”まず聴く”という部分にコストはほとんどかかりませんので、やはりコストが支えるヒットというものは曲の質が大きく関わっています。
 それに対して映画のヒットはそうではありません。映画はまずノーコストで観るということができません。始めて観る人たちがそのヒットを支えるのです。すなわちヒットする映画は「面白かった映画」ではなく「面白そうに見えた映画」です。映画のヒットは(よほどのリピーターがいない限り)映画自体の質には直結しません。大ヒットしていながらも観た人のほとんどがガッカリしたなんて映画も時にはあります。結局のところ映画がヒットするしないは公開形態や宣伝形態によるところがほとんどなのです。(まあ先に観た人の口コミ、というやつもありますからある程度のところまでは映画自体の質も関係していますが)

 ということで音楽に関しては「ヒットする」と「質も高い」はニアイコールですので、賞を得るべくはヒットしたものとなり、映画はこれが必ずしもイコールではないがために賞を得るべくは本当に優れたものと言うことになります。僕らはそれを無意識に感じ取っているということなんでしょうか。よくできています。

 ただもちろん賞を取った映画がすべて優れたものであるというわけではないところがミソでもあるんですが、、、。(^^;)

2005.01.18

第59回毎日映画コンクール

第59回毎日映画コンクールが発表になりました。結果は以下の通りです。

日本映画大賞     「血と骨」
日本映画優秀賞    「誰も知らない」
監督賞      黒木和雄   「美しい夏キリシマ」「父と暮らせば」
脚本賞      荒井晴彦   「ヴァイブレータ」
男優主演賞   ビートたけし  「血と骨」
女優主演賞   深田恭子   「下妻物語」
男優助演賞   オダギリジョー「血と骨」「この世の外へ クラブ進駐軍」
女優助演賞   田畑智子   「隠し剣 鬼の爪」「血と骨」
新人賞      上野樹里   「チルソクの夏」「スウィングガールズ」
          土屋アンナ  「下妻物語」「茶の味」
          柳楽優弥   「誰も知らない」

 作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞が日刊スポーツ映画大賞と同じでした。結構珍しいことではないでしょうか。
 「誰も知らない」を映画優秀賞などと次点扱いしているのはなんか面白いような違和感のような。こんな賞、今まであったかなあ。結局2004年の映画賞はのきなみこの2本の争いになっているようですね。現在2勝2敗。このあとどうなるかな。主演女優、助演女優はいまのところ見事にバラけてますね。
 深キョンちゃんはうまかったかどうかはいまひとつ分かりません(^^;)が、魅力的だったことは間違いなし。新人賞の土屋さんと共に、素晴らしいコンビネーションでした。ひとつくらい賞が行っても文句ナシです。

2005.01.13

ターミナル

 後で知って驚いたんだけど、あの空港ってセットなんだってね。凄いなあ。お金のかけ方が違うねぇ。(^^;)

 お話は“ちょっといい話”というところでまあほのぼのできればオーケー。まずまずであまり言うことは無し。☆☆☆

 それよりなにより感じたのは、言葉が通じてないのが明らかなのに、相手の言葉を使ってみる(調べてみる)なんてことは微塵も考えずにあくまで英語だけで説明しようとして結局全然伝わってないのをさほど問題視しないってのはいかにもアメリカ人ならではだなあってこと。日本人にはありえないことだと思うよね。
 あと自分が待てと言ったにもかかわらずに本当に待ってると(自分の常識とは違うと)奇異の目でみたりするのもなんかアメリカ人っぽい。っていうのはさすがに偏見?(^^;)

2005.01.09

カンフーハッスル

 なんかかなり評判がいいようですね。確かに面白い。怒濤の展開にハチャメチャな映像、ド派手なアクションに突拍子もないギャグ。ほとんどの人が満足してお腹いっぱいになる映画でしょう。僕も十分に楽しめました。最初の5分間さえなければね・・・

 僕がどうしてもダメだったのは斧を使った残虐シーン。あれが超人的な非現実性の高い斧の動きだったならいいのよ。投げた斧がそのまま何回も行ったり来たりとかしてね。でもあんな現実味のある刃物の使い方での殺戮はこんな映画ではダメですよ。その直後には拳銃まで持ち出して弱者を撃ち殺すし。ええーそういう映画なのーとギアを入れ替えた途端に怪しげな集団ダンス。もう既に引きはじめ混乱した私はもうその後でいくらあんなドタバタ映画になっていたってほとんど楽しめませんでした。振り返るとあんな現実的残虐シーンは最初だけなんだよね。ふりだしでつまづいたがゆえに本当に失敗したよ。マジにあの5分間さえなければもっともっともっと楽しめたろうに。あーあ。☆☆☆

2005.01.07

キネマ旬報ベストテン

 2004年度キネマ旬報ベストテンが発表になりました。結果は以下の通りです。

 1位 「誰も知らない」
 2位 「血と骨」
 3位 「下妻物語」
 4位 「父と暮せば」
 5位 「隠し剣 鬼の爪」
 6位 「理由」
 7位 「スウィングガールズ」
 8位 「ニワトリはハダシだ」
 9位 「チルソクの夏」
10位 「透光の樹」

 太字は僕が観たもの。感想はHPで見て下さい。
 上位は妥当とは思わないけど、まあ納得できないラインナップでもないね。「下妻物語」の3位と言うのがなかなか嬉しい。「理由」が観たい!!!

 個人賞は以下の通り。

監督賞    崔 洋一   「血と骨」
主演男優賞  ビートたけし 「血と骨」
主演女優賞  宮沢りえ   「父と暮せば」
助演男優賞  オダギリジョー「血と骨」
助演女優賞  YOU    「誰も知らない」
新人男優賞  柳楽優弥   「誰も知らない」
外国ベストワン  「ミスティック・リバー」

 新人女優賞はなぜか現時点ではちょっと分らなかった。そのうち足しておきます。(予想では土屋アンナさんだけど、どうだろう)
 宮沢さんはすっかり高評価の人になっちゃったね。(^^)

2005.01.06

Mr.インクレディブル

 これも観たのは去年。インクレディブル、って言いにくくないっすか? 僕だけ?(^^;)

 これは面白かったですね。「モンスターズ・インク」にも匹敵、もしかしたらそれ以上の外国アニメの最高峰じゃないかね。全世界に目を向けても(って日本を足すわけですが(笑))「戦国大合戦」他のしんちゃん映画や「カリオストロ」「ラピュタ」をはじめとするジブリ系にも負けない完成度の高さ。(すべて当社比です)
 手足がビョーンと伸びたり超高速で走ったり瞬時に氷を作りながらその上を滑ったりするような映像的な面白さはもちろん、昔の栄光への懐古や自分の能力への戸惑い、家族愛の素晴らしさや人間としての成長などなどどこをとっても一級品のストーリーの運び。面白い。文句ナシに☆☆☆☆☆。

 ところでコンビニでこのアニメのフィギュアの入ったカプセルを買ったら、入っていたのはシンドローム。微妙〜。子供は残念がっていました。(^^;)

2005.01.05

エイリアンVSプレデター

 もう観たのは去年ですが。

 エイリアンのほうは一応全部観ていて、迫力のある2がやはり一番好き。(1はTVなので多少ハンデ)
 片やプレデターのほうは1作目のときは存在すら知らないで、2の時は予告編を観た覚えはあるけど特に興味は持たなかったらしくそのままスルー。あれっていつ頃だったっけねえ。そんなだから僕の中ではエイリアンのほうが格上扱い。ゴジラ対ラドンくらいの差があるね。(笑)
 ということでプレデター初体験の私。てっきりエイリアンみたいな本能系の怪獣だと思ってたよ。あんな知的生命体だったとは。(エイリアンにも知性があるフシがあるのは承知のすけ)

 なかなか評判のよい本作。アクション性の高さがその理由だと思います。まあそうでしょう。とにかくスピーディな展開は手に汗握るし、全く先が読めないのもヨイ。アクション映画としては文句はないでしょう。
 ただまあいろんなところが気になっちゃったのもたしか。この映画に関してはヤボっぽいので細かく言わないけどね。☆☆☆

 次はターミネーター対ロッキーでお願いします。あと誰か糾弾必至なゴジラ対ガメラに果敢に挑戦する無謀なヒトいないかね。(笑)

2005.01.01

あけましておめでとうございます

 いやあ2005年ですねえ。
 去年は世間的にはいろいろあったいまひとつな一年だった気がします。特に年末に大きなニュースが相次いだので何とも言えない年越しになってしまいました。
 今年はどんな一年になるのか全く分りませんが、世界中のみんなが楽しい一年であるよう祈ってます。

 っていうことで今年もよろしくお願いします。(^o^)/

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