バイオハザードII と アイ,ロボット
派手な映像が売りで大ヒット中の2本。でも僕には派手な映像だけが見所の映画でした。両者ともに☆☆。
前者。前作「バイオハザード」は特に前半がオモシロ怖く、後半やや息切れ気味ながらも充分楽しめる映画でしたが、今回の続編は主人公の設定自体があまりにも突飛になりすぎていたり、時間や空間の制限を設けているわりにはそれに対する緊張感も薄く、ご都合主義も見え隠れする展開にハラハラもしないのであまり面白くありませんでした。あきらかに続編可能だけど、実現しても観るかどうかは微妙。
後者。映画のクレジットでは「I,ROBOT」だったけど、日本では「i,ROBOT」なのはやっぱマックその他を意識して?(笑)
そもそもロボット3原則を持ち出す意味ってもんがよく分からないでしょ、これじゃ。人間を殺すロボットが出てくる映画なんていくらでもあるんだから、ここに触れるのならもっと深い哲学的な問答に進んでもいいんじゃないかね。まあそれじゃ「マトリックス・リローデッド」みたいになっちゃうか。結局は話に意外性もなく、あぁやっぱりそうなのね、で終わっちゃう。
映像は凄いけど、もうどんな凄い映像が出てきても「どうせCGでしょ?」でおしまい。もうCGだけに頼る映画はやめたほうが、、、。
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